安倍談話は出す必要がなかった【アメリカ人日本史研究者に聞く安倍談話・前編】
2015.09.30
日本近代史研究・ウィスコンシン大学博士課程
ジェイソン・モーガン
プロフィール
米国ウィスコンシン大学で日本史研究の博士課程に在籍中。現在、法制史の研究のため、日本の法学者である末弘厳太郎と穂積重遠の思想とともに、東京裁判も研究している。
外国人から見ると安倍談話はどう見えるのか。本誌11月号では、ウィスコンシン大学博士課程で、東京裁判や日本の近現代史を研究するジェイソン・モーガン氏に話を聞いた。紙幅の関係で紹介し切れなかった部分を含めて2回に分けてお届けする。
日本だけが謝罪をするのはおかしい
――安倍談話をどう思いますか?
モーガン氏(以下、モ) 安倍首相は、様々な党に配慮し譲歩を迫られた結果、あのような談話を出したのでしょう。私は安倍首相のことはとても尊敬していますが、あのような談話は出さなければよかったと思っています。日本が謝罪をすればするほど、中国と韓国は、もっと謝罪を求めてくるからです。
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