編集長コラムWeb用ロングバージョン

「未来創造学」が世界を救う Part1


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1.「大きな政府」を克服できるか

世界の諸問題に学問は答えを出せるか

政治や経済、国際政治で、世界的な課題というのがいくつかある。

一つは、どの先進国でも「大きな政府」となってしまったことが問題で、社会保障を成り立たせられるか悩んでいる。日本も公的年金がもう成り立たないと分かってきているのに、安倍政権は消費税の増税で何とか賄えると考えている。

社会保障による巨額の財政赤字は先進国共通で、欧州のある国王は「福祉国家は持続不可能」とさじを投げたほどだ。

こうした深刻な問題に何かしらの「答え」を出すのが、学問としての役割だろう。

大川隆法・幸福の科学総裁は、これまで説かれた教えをもとに「人間幸福学」という新しい学問をうち立てている。文字通り「どう生きたら人は幸福になるか」ということを探究する学問で、ここから「未来創造学」という学問も派生している。

「未来創造学」は、既存の学問分野で言うと、政治学や法学、国際政治学、経済学なども含む。この新しい学問は、世界の諸問題にどんな答えを出そうとしているのだろうか。

幸福とは、後世への最大遺物を遺すこと

「人間幸福学」で言う「人間」は、この世限りの存在ではない。人間の本質は魂であり、あの世とこの世の間を転生輪廻している存在。地上での人生は魂修行であり、その生き方が善か悪かで、死後の行き先が天国か地獄かに分かれる。

大川総裁はこれまで何百人、何千人というあの世の霊と対話し、その善悪の価値判断を蓄積してきた。それを学問的にも学べるようにしようというのが「人間幸福学」だ。

近代の学問は17~18世紀、あの世や神の存在を追い出すことで成立した。それ以前、中世ヨーロッパの人々はキリスト教会に価値観を縛られていたため、それを打ち破る啓蒙思想が登場したこと自体は時代的要請が明確にあるものだった。ただ、「神やあの世を学問と分けよう」と考えることが、「神やあの世はない」という無神論・唯物論へ堕落しているのが、現代の学問の姿だ。その結果、あらゆる学問から、何が正しく何が間違っているのか本質的な価値判断がなくなってしまった。