2013年4月号記事

第四回

幸福実現党 財務局長 大門未来の

未来思考

大門未来

(おおかど・みき)幸福実現党財務局長。1985年生まれ。東京都出身。早稲田大学政治経済学部を卒業後は、JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社に勤務。2009年に宗教法人幸福の科学に入局し、理事長などを歴任。2012年9月から現職。

大門未来のブログはこちらでご覧になれます。

http://okado-miki.net/

挑戦しよう、日本!

チャレンジし続ける人

幸福実現党はこのほど、「挑戦(チャレンジ)しよう、日本。」を新しいスローガンに決めました。

人生の最後までチャレンジし続けた偉人といえば、50代から全国を測量して歩き、73歳まで日本地図を作り続けた伊能忠敬が有名です。現代にも「生涯現役」で、果敢に挑戦し続けている方々がいます。

その一人が、当時世界最高齢の70歳でエベレストの登頂を成し遂げた三浦雄一郎さんです。病気を乗り越え、75歳で2度目の登頂にも成功。その後は骨盤の骨折に見舞われ、復帰は絶望的とされていましたが、三浦さんは「人類の限界に挑戦する」という強靭な信念のもと、リハビリに励み、今春、80歳にして、エベレストへ再チャレンジする予定です。

若者がチャレンジしなくなった

80歳でもチャレンジをやめない三浦さんのような方がいらっしゃる一方で、若者が挑戦しなくなったと言われています。近年では、「草食系」という言葉が、すっかり定着しました。定義は色々あるようですが、内向的で受け身である人のことを指しています。この言葉が流行るのと同時に、若者からチャレンジ精神が失われてきたのではないでしょうか。チャレンジを恐れる理由は、「失敗したら取り返しがつかないから」「怖いから」「現状に特に不満がないから」といったところでしょう。

そんな若者の姿を受け、グローバル企業では、日本の新入社員にあまり期待をかけず、世界中から人材を求める動きが活発です。このまま社会全体がチャレンジしなくなれば、経済が回転せず、景気がよくなりませんし、働き口を生み出していくこともできません。

チャレンジ精神で、生涯現役社会を

チャレンジしていくメンタリティを育んでいくという意味で、道徳・宗教教育に焦点を当てる必要があるでしょう。昨今の平等思想の流れの中で、教育の現場から偉人教育が消えたと言われていますが、そこに一つのヒントがあります。偉人といえば、戦国時代の織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、明治維新を起こした吉田松陰、坂本龍馬、西郷隆盛など、日本に新たな時代を到来させるために、命を懸けて挑戦し続けた人々が挙げられます。歴史教育では単なる知識としてしか教えられていませんが、道徳・宗教教育でこうした先人たちの志や生き方などを学ばせ、子供たちの志やチャレンジ精神を育む機会を増やしていくべきでしょう。

三浦さんのように挑戦し続け、生涯現役で社会に貢献してくださる方が増えていくことほど、ありがたいことはありません。そうした生涯現役社会を築いていくためにも、教育において、若い頃からチャレンジ精神を育んでいく道徳・宗教教育が求められています。