衆院選に際して各党が打つCMには、その政党の基本姿勢が色濃く伺える。その中で、幸福実現党のCM(テレビ・ラジオ・ネット)について、ネット上で「言ってることは、一番現実的」「本気度が高い」「潔い」などと評価する声が集まっている。

以下、民主党・自民党・幸福実現党のCMを比較(いずれも30秒版)。

【民主党】

「野田佳彦です。この国の総理に就任して一年あまり、分かったことが一つあります。結局、大事なことは決めることでした。自分で責任を持って決断する。そのことだけで物事は大きく前進します。日本のことも、人生のことも、動かすのは決断です。今と未来への責任。民主党」

【自民党】

「世界をリードする技術力を持ち、豊かな教育を受け、誰もが安心して生活できる。それが、本来の日本の姿です。経済を取り戻す。教育を取り戻す。安心を取り戻す。日本を取り戻す。皆様とともに、総力で。自民党」

【幸福実現党】

「幸福実現党党首立木秀学です。私達は、3つの力で日本復活を目指します。日米同盟を軸に、自主防衛体制を築き、中国の核兵器から日本を守ります。デフレの今、増税は誤りです。景気を悪くする、消費増税を中止します。電力の安定供給のため、原発を推進します。日本危うし。だから幸福実現党」

民主党の野田代表は、総理大臣として「決断」してきたと言いたいようだが、この一年間で民主党政権が決断したのは、消費税増税・原発ゼロ方針など国民を不幸にする逆判断や、尖閣諸島を国有化するが実効支配はしないなど中途半端なことばかり。中国人の尖閣上陸など、国の存続に関わる最重要課題に際しては決断できていない。

また、自民党は「経済・教育・安心」を掲げるが、原発問題や、中国や北朝鮮に対する国防問題には触れていない。安倍総裁がそれらを明言していないのは、党内調整ができていないためか、「票集め」のためか。いずれにせよ、国防の争点を避けた3年半前の衆院選から、まったく進歩が見られない。

一方で、幸福実現党の立木党首は「中国の核兵器からの防衛」「消費税増税中止」「原発推進」など主要政策を明言。このCMについて、ツイッターには以下のようなつぶやきが書き込まれている。

「幸福実現党CMで原発推進!とか言っててワロタ。どこもボカしてるのに珍しいな」

「原発推進のために自民党に入れようと思っていたけど幸福実現党の方が本気度が高い気がする」

「原発推進のクセに原発ゼロとか抜かしてる民主党や、集票のために先送りでウヤムヤにしてる自民党より、幸福実現党のほうが遥かに潔い」

民主も自民も、選挙時には党の姿勢を曖昧にして票を集めるため、党の方針が定まらず、いざ政権を取っても重要政策について右往左往する。幸福実現党の立木党首は近畿ブロックの政見放送でも、「安全性をしっかり高めて原発を推進」「中国の核の問題についても、日本独自で対応できる核兵器の保有を進める必要がある」とはっきり打ち出している。この点が、民主党や自民党との非常に大きな違いだ。(晴)

【関連動画】

近畿ブロック 比例代表候補 幸福実現党党首 立木秀学 政見放送

http://youtu.be/HzMRQ5bGt2U

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2012年12月8日付本欄 「曇りのない目で政策判断を」 幸福実現党の政見放送に注目

http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5258