自虐史観を払拭し日本の誇りを取り戻す活動を行っている幸福実現党は26日都内で、中国が「南京大虐殺」「従軍慰安婦」をユネスコ記憶遺産登録申請したことに対して抗議し、登録に反対するデモを開催した。

雲ひとつない快晴、猛暑の中、1700人の支援者、支持者が参加。年輩の参加者を中心に、子供連れの若い夫婦や大学生などもおり、幅広い年齢層が歴史の捏造を続ける中国の暴挙に抗議の声を上げた。

従軍慰安婦問題について、国連人権委員会は24日、元慰安婦らが完全な賠償を受けられるように日本政府に勧告した。南京大虐殺や慰安婦の日本軍による強制連行など、捏造された歴史は、今や世界に広まってしまっている。

デモに先立ち、幸福実現党の釈量子党首は、「南京大虐殺と従軍慰安婦に関する資料を、今年の3月、中国がユネスコ記憶遺産に登録申請しました。このままだと、来年夏頃にユネスコ記憶遺産に登録されることになってしまうそうです。それに対する反対の声を今日しっかりと上げていきたいと思っています」と力強く訴えた。

デモ隊は15時40分すぎに日比谷公園を出発。内幸町、銀座、東京駅前を通り、常盤橋公園まで「南京大虐殺は歴史の捏造だ」「日本は自虐史観から脱却」「誇りと自信を取り戻そう」などのシュプレヒコール上げながら練り歩いた。立ち止まってデモ隊の声を聞く人や、チラシを快く受け取る通行人も多く、中にはデモに飛び入り参加する人もいた。

デモに参加した東京都練馬区在住の主婦(50代)は、「捏造された歴史を後世に残したくない。日本の誇りを取り戻したい。正しいものは正しいと言い、後世の人も正しいことを言える道を作っていきたい」と訴えた。

また、神奈川県横浜市在住のサービス業の男性(60代)は、「嘘を登録しようとする中国に対して、怒りを覚える。日本の軍隊がそんなことをするなんてあり得ない」と憤りをあらわにした。

幸福実現党は、引き続き日本の誇りを取り戻すべく、8月15日に「終戦の日 英霊への感謝と未来への集い」を同党本部で開催する予定だ。(冨)

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幸福の科学出版 『天に誓って「南京大虐殺」はあったのか』 大川隆法著

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