自殺防止サイト ザ・リアルドラマ 自殺してはいけない本当の理由 - After Suicide -
日本で去年1年間に自殺した人は2万5427人で、3年連続で3万人を下回ったことを、内閣府と警察庁が12日に発表した。生活苦や借金、就職の失敗といった「経済・生活問題」で自殺する人の割合が減ったという。
しかし、毎年大きな戦争や災害が起きているのと変わらないほど、「自殺」で亡くなる方がいるということに変わりはない。自殺防止対策は大きな課題だ。
特に毎年3月は、卒業や入学、就職や人事異動などで生活環境が変わり、ウツや自殺傾向が強くなる時期なので、「自殺対策強化月間」と定められている。
身近な人の自殺を踏みとどまらせるためには、どのような考え方が必要なのだろうか。
幸福の科学グループの「自殺防止サイト あなたに贈る真理の言葉」( http://withyou-hs.net/ ) では、自殺の原因となる「職場の人間関係」「過労」「お金・貧困」「病気」「失恋」「いじめ」など20の悩みの処方箋となる「生きるヒント」を紹介している。
その中から、自殺をしてはいけない宗教的な理由を一部紹介したい。
自殺の宗教的真実とは
1.「死ねば何もなくなる」という唯物論は誤り
日本では「死んだら終わり」という唯物論思想が浸透している。生きる苦しみからの肉体に宿っている魂こそ、人間の本質。自分の存在を消したくて自殺しても、魂は消えることはない。
2.「死ねば皆、天国」は誤り
自殺者の魂はストレートに天国に還ることはできない。釈尊の説いた「まいた種に応じた結果が現れてくる」という、原因・結果の法則により、自己憐憫や恨みの心で亡くなった人は同じ思いが渦巻いている世界(地獄)に行く。心を浄化して天国に上がるまでには、長い時間が必要だ。
3.自殺者の多くは「地縛霊」となり生前の10倍の苦しみや後悔を味わう
ほとんどの自殺者は、すぐにはあの世に旅立てない。本来の寿命がくるまで、死んだ事実に気付かず、亡くなった場所や家で地縛霊となり、後悔して苦しむことになる。苦しさのあまり、生きている人にとり憑いて「障り」を起こし、罪を重ねる霊もいる。
4.人生は一冊の問題集。自殺は尊い人生修行の放棄になる
人は偶然に生まれるのではない。時代や環境を選び、魂を磨くために苦難・困難を「問題集」として自ら設定して生まれてくる。自殺はこの問題集から逃げることであり、来世以降に同じ悩みや苦しみを味わうことになる。
自殺を考えている人に、「真実」を教えてあげて下さい
幸福の科学グループは、こうした事実を知ってもらうために、2003年から「自殺を減らそうキャンペーン」を全国で展開。自殺をなくすため、テレビ・ラジオCM、ポスターなどの広告や、街頭でのチラシ配布などの取り組みを行っている。
あなたのそばにも、いるかもしれない。誰にも言えないまま、人生の歩みを止めてしまう人が。だから、周りの家族や友だちに関心を持ち、大切な人の悩みに気づいてあげること、聴いてあげることが必要だ。そして、自殺した後に苦しみが待っているという厳然たる事実を教えてあげてほしい。
「知らない」ということは怖いことだ。間違った常識を捨てて真実を「知る」ことこそ、自殺を防ぐための「力」になる。本誌も正しい常識を多くの人々に伝え続けることで、日本から自殺をなくしていくために貢献していきたい。(真)
【関連サイト】
幸福の科学グループ 自殺防止サイト「あなたに贈る真理の言葉」
幸福の科学グループ 自殺防止サイト ドラマ「自殺をしてはいけない本当の理由」
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