「円高・円安」の話がぜんぜん分からない人へ【手取り足取り経済講座(11)】

2016.10.16

「『円高がどうこう』といった話が、ぜんぜん分かりません」――。

こんな疑問が、しばしば編集部に寄せられます。

今回の本欄では、こうした話を理解するために、「為替」に関わる基礎知識を、手取り足取り解説いたします。

円安なら外国に安く売れる

まずは、基礎の基礎から。

円高・円安とは、ドルなど外国の通貨に比べて、日本の円の価値が高くなったり、安くなったりする変化のこと。ある時、1万円札を80ドルと交換できても、円高が進んで、85ドルと交換できるようになったりするわけです。

なぜこの話が、ニュースなどで大きく報じられるのか。それは、企業の業績を左右するからです。

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