(本記事は2016年6月25日に加筆修正いたしました)

「かわいい」「美人だ」と、話題を呼んでいるのは、幸福実現党の釈量子党首。2014年の衆院選の際には、インターネットの「美人すぎる候補者総選挙」で3位に選出された。

街頭で"プロポーズ"される評判ぶり?

「結婚したいなら釈量子」。2013年の参院選では、有権者の間でこんなフレーズも広がっていた。釈氏は公示後、街頭で握手をしていたところ、ある時期を境に、複数の有権者から「結婚して下さい!」と声をかけられるようになったという。

不思議に思ってネットで調べたところ、釈氏の演説を聞いた有権者が、ツイッター上で「渋谷の若者のみなさん。結婚したいなら私にお願いします。みたいなこといってておもしろい」とつぶやいていた。

実際に釈党首が若者に訴えていたのは「次の選挙(2014年衆院選)は、みなさんの結婚に大きくかかわっています!」という話。その真意は「増税への反対」。若い男性が独身に留まっている理由として、「結婚資金が足りない」というものが多い。そんな中、消費税が上がって景気が悪化すれば、結婚できない若者は増えてしまう。

そんな訴えが思わぬ形で誤解され、「美人」との評判と混ざったのか、街頭で"プロポーズ"を受けることが多くなったということのようだ。

著書のタイトルは「命を懸ける」

そんな釈党首だが、「美人」なだけではない。政治に関する確固たる信念と哲学を持つ、「外柔内剛」な女性だ。

それがよく分かるのが、このたび釈党首が書き下ろした著書『命を懸ける』。外見から想像できない"凄み"のあるタイトルだが、その中身もまた、情熱的で哲学的だ。

若年層が政治に興味を持てなくなっている理由の一つに、「政治家はどうせウソをつく」という諦めがある。しかし釈党首は同著で、政治家は「心のなかで思っていることにも責任を取る」といった政治家観を語る。

さらに、北朝鮮や中国の実情、哲学者や経済学者の思想を挙げながら、「自由に基づく国家観」を訴える。「自由という言葉に、これほどの重みがあるのか」と膝を打つ内容だ。

本欄における釈党首の連載「志士奮迅」にも、政治に対する本音が、赤裸々に語られている。日本のあるべき姿を根本から考えるきっかけになる。以下は、連載の一部。

私の人生は"政教分離"できない

国連は"戦場"だった

ユネスコ記憶遺産 緊急座談会 - 中国の「歴史ねつ造」を阻止せよ!

「安倍談話」で憲法改正は遠のいた

渡部昇一×釈量子 愛国対談

マイナンバーに見る政治の傲慢

経営者が感じる統制経済の足音

若者たちが特攻前夜に考えたこと ――軍人たちの心は「侵略者」か

全国の政見放送で「自由」「減税」を訴える

2013年に訴えた「増税反対」の声は届かなかった。その結果、政府の予想とは裏腹に、GDPは大きな落ち込みを見せた。このままでは、若者の未来は暗くなっていく。企業の利益や、国民の収入が減れば、法人税や所得税が減って、財政再建も遠のいてしまう――。

釈党首は今回の選挙でも、若者が"結婚できる"ように、「消費税を5%への減税」を訴える。

全国では釈党首の政見放送が放送される。そこでも、日本の「気付かないままに自由が奪われている」実体と、オリンピック後も見据えた日本のヴィジョンを、真っ直ぐに訴えている。結婚したい若者には、一見の価値ありだ。

【関連書籍】

幸福実現党刊 『命を懸ける』 釈量子著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1351

幸福の科学出版 『自由を守る国へ』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1348

【関連記事】

2014年11月21日付本欄 幸福実現党が目指す「自由」ってどういう意味?(前編)

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8792

2014年11月24日付本欄 【衆院選・消費税】そもそも解説:消費増税してはいけない理由 第3回

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8801