日銀の当座預金残高が 2006年4月以来の高水準になっている。3カ月前に日銀が「包括的な金融緩和策」を決めた効果が出ているわけだ。

しかし、デフレ克服の道筋は相変わらず見えない。資金の“逐次投入”で効果が制限されているからだろう。金融緩和をするなら、政策当局は、もう一段明確なメッセージを発する必要がある。(村)

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