日銀の白川方明総裁は19日、5年間の任期を終えた。

最後の国会答弁では「最大限努力したが、日本経済は物価安定のもとでの持続的成長経路に復帰しない」と述べたが、とても努力したようには見えなかった。不況が長引くたびに、政府や市場から金融緩和の要請を受けながら、その場しのぎの対応に終始し、無駄に不況を長引かせた。

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