今年1月、露モスクワで行った日露首脳会談後の記者会見。平和条約締結について協議したが、具体的な合意に達しなかった。写真:代表撮影/ロイター/アフロ。

2019年8月号記事

ニュースのミカタ 3

国際

北方四島棚上げもあり

日露平和条約が今必要な理由

日露平和条約の締結交渉が、難航しています。

プーチン露大統領は6月上旬、平和条約の締結について「ロシアは条約締結を望んでいるが、日米の軍事協力が締結を難しくしている」と指摘しました。平和条約を締結して北方領土を日本に引き渡した場合、米軍に基地を造られ、ロシアの安全が脅かされることを懸念しているのです。

6月末のG20に合わせて日露首脳会談が開催されますが、平和条約締結に大きな進展はないと見られます(6月19日現在)。