習近平・中国国家主席は、旧日本軍が南京攻略から77年を迎えた13日、南京市の「南京大虐殺記念館」で行われた追悼式典に参加。「いかなる人が南京大虐殺の事実を否定しようとしても、歴史が許さない。30万人の殉難者の亡霊が許さない」と語った。

日中戦争のさなか、旧日本軍が民間人30万人を殺害したという「南京大虐殺」は、戦後のつくり話であることが歴史家の研究などで明らかになっているが、習氏は事あるごとに「虐殺」を口にし、国際社会に「日本悪玉史観」を広げようとしている。

尖閣諸島や沖縄を「中国領」と主張し始めている中国は、来年の戦後70年という節目に改めて日本にレッテルを貼ることで、近い将来、「日本侵略」を容易にする布石を着々と打っているわけだ。