2014年2月号記事

山口敏太郎のエックス-リポート

No. 020

オカルト研究家・山口敏太郎氏が宇宙人、UFO、その他のミステリー情報を合理的、科学的、実証的、ジャーナリスティックに検証する

(やまぐち・びんたろう)

1966年、徳島市生まれ。神奈川大学経済学部卒業。作家、妖怪研究家、漫画原作者。(株)山口敏太郎タートルカンパニー代表取締役。日本通運でIT担当や営業に携わり、作家に転身。1996年、学研「ムー」のミステリーコンテストで論考「妖怪進化論」が優秀賞受賞。著書は『図説 世界の地獄案内』(笠倉出版社)、『放送禁止のヤバイ話』(ダイアプレス)など多数。TV、ラジオ出演のほか、多数のネットニュースに寄稿。真言宗信徒。メルマガ「山口敏太郎のサイバーアトランティア〜世界の陰謀・オカルトの真実」配信中。 http://foomii.com/00015

最近よく考えるのは、現実と空想の境目とは、いったいどこにあるのかということだ。そもそも、現実という言葉ほど曖昧なものはない。“自分が考えている現実"と“他人が考えている現実"とがまったく同じとは限らない。

人間の認識力は狭く、ひょっとして現実がどこかで変わっていても気づかない可能性もありうる。

最近も、9月にはパキスタン沖で、11月には小笠原諸島の西ノ島近海で新しい島が隆起するなど、まるで映画や小説のような出来事が次々と起こっている。

こうした空想かと思うような現実が、UFOやUMA関連でも起き始めているようだ。