《ニュース》
トランプ大統領の指示で、米国防総省(戦争省)が未確認異常現象(UAP)、いわゆるUFOに関する資料の公開を始めました。第一弾が8日に公開され、今後も新たな資料が機密解除され次第、数週間ごとに公開されるといいます。トランプ大統領はSNSに、「人々は何が起きているのかを自分たちで判断できるようになる。楽しんで!」と投稿しました。
《詳細》
公開に伴い、ピート・ヘグセス戦争長官は、UAPの情報について、トランプ大統領と足並みをそろえて「前例のない透明性」を担保するべく取り組んでいるとの声明を発表。「機密指定の陰に隠されていたこれらのファイルは、長きにわたり正当な憶測を呼んできました。今こそ、アメリカ国民が自らの目で確かめる時です」と声明を発表しています。
公開された資料は161点で、米軍や連邦捜査局(FBI)、航空宇宙局(NASA)などの文書や写真、音声、動画です(https://www.war.gov/ufo/)。その内容について「異常現象の解明に向けた分析」はまだ行われていないといいますが、その動きや形状は、既存の生物や知られている人工物では解釈が難しいものばかりです。
公開された動画は20以上あり、2023年に日本周辺で目撃されたUAPの映像や、2013年に中東で撮影された八芒星のような形で腕の長さを変えながら不規則に飛行する物体など、明らかな人工物でありながら、どのような仕組みのものか不明な飛行物体が映されています。

2023年に日本周辺で目撃されたUAPの映像。

2013年に中東で撮影されたUAPの映像。
今回、アポロ計画におけるUAP写真もさまざまに公開されています(トップ画像で一部を紹介)。資料としては、1969年に月面着陸したアポロ11号のアームストロング船長らが、月に到着する前日くらいに「非常に大きなサイズ」で「スーツケースのような形」の物体を見たと証言した記録や、1972年に月面着陸したアポロ17号の乗組員も「宇宙船の近くを漂流する明るい粒子や破片」を見たり、月面で閃光を見たりしたという報告記録もあります。
これに加えて、アポロ17号のミッション司令官のユージン・A・サーナン氏が、なかなか眠れないでいた時に、目の前で「電車のヘッドライトに匹敵する強烈な光」が点滅しているのが見えたことを報告していた、という記録なども公開されています。
UAPが安全保障上の脅威であるにもかかわらず、アメリカ政府が隠蔽を続けていることに抗議して国防総省を辞職し、情報公開を求めて活動してきたルイス・エリゾンド氏は、今回のUAP情報の公開後、SNSに投稿。「今日という日は歴史的な日であり、人類にとっての歴史的な瞬間」であるとして、トランプ大統領をはじめ政府関係者への謝意を述べています。
《どう見るか》























