2015年4月に開学予定の幸福の科学大学(2014年3月設置認可申請予定)が25日、千葉県長生村一松にて建設起工式を行った。長生村村長の小高陽一氏など、地元の関係者を始めとする約70人が出席した。工事は11月に着工し、2015年1月に竣工する予定だ。

起工式で幸福の科学大学の泉聡彦学長(就任予定)は、次のように語った。

「建学の精神として、『幸福の探究』と『新文明の創造』をかかげております。新しい学問を創造し、『創造性』や『チャレンジ精神』、『未来への貢献』という言葉をキーワードにしながら、国家有為の人材を数多く育てたい」

起工式で工事の安全を祈った幸福の科学学園の九鬼一理事長は、関係者への感謝を述べ、次のように挨拶した。

「信仰心や宗教性に溢れながら、未来を創っていく実際の力を持った素晴らしい若者を多数、生み出したい」

起工式の様子は25日の千葉テレビ、26日付の千葉日報でも紹介された。千葉日報は、同大学の敷地面積が16万9千平方メートルで、4階建ての校舎と体育館に、4階建ての学生寮と食堂が併設されること、災害時には合計で4500人を収容する避難場所としても使うことができると報じた。

同大学では、文系の人間幸福学部と経営成功学部、理系の未来産業学部の合計3学部の開設を予定している。

人間幸福学部は「人間の幸福」という視点からあらゆる学問や活動を再構築する学問で、他の2学部を概念的に包含している。

経営成功学部は、7割以上の企業が赤字である現状を変えるため、10割の企業が黒字体質になる方法をつかみ出そうという先進的な試みの学問だ。

未来産業学部は、科学の一層の進歩には宗教と科学の融合が必要であるということを前提として、新しいフロンティアを切り開くことを目的としている。

それぞれ既存の大学にはない、新しく夢のある学問となる。

幸福の科学は、栃木県那須市と滋賀県大津市に幸福の科学学園中学・高校を設立し、学業や部活動で大きな成果を上げている。

新しい宗教が作るまったく新しい理念を持った大学で、日本や世界のリーダーとなる若者が生まれることを期待したい。

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2013年10月9日付本欄 幸福の科学大学が目指す「新しき大学の理念」を大公開!

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2013年10月17日付本欄 「企業の7割が赤字」を打ち破る、新しい「経営成功学」とは何か

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