「日本の企業の7割が赤字」と聞いて、どのような感想を抱くだろうか。「今の時代、どこも苦しいからね~」「仕方がないんじゃない?」。そんな声も聞こえてきそうだが、「その7割の企業は、法人税を納めていない」という現実を知ると、何だか他人事ではなくなってくる。

野球の打率はさておき、ビジネスパーソンが職場で「私の仕事の成功率は3割です!」と胸を張って宣言したら、おそらく周囲の人々は顔をしかめるはず。つまり、通常の世界では許されない状態が、経営の世界では常態化しているわけだ。

黒字なのに赤字に見せかけて、法人税の支払いから逃げている企業も多いと言われる。ある経営コンサルタントの男性は「黒字と赤字の境界上の企業で、経営者自身の給与など簡単な調整によって、自ら赤字企業になっているところも多い」と明かす。

そうした現状を見聞きするにつけ、「大学などで学ぶ既存の『経営学』は、役割を果たせているのだろうか」と考えてしまう。だが、この状況に敢然と立ち向かう、新たな「経営学」が今、姿を現し始めている。それが「経営成功学」だ。

これは、大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁が発信する新しい学問の形であり、2015年に開学予定の「幸福の科学大学」に開設される3学部のうちの1つ、「経営成功学部」で教えられる。この学問の趣旨を説いた『「経営成功学」とは何か 百戦百勝の新しい経済学』(大川隆法著)が、18日に全国の書店で発売される。同書には、こう記されている。

「現在赤字企業が七割ということは、成功打率三割である。新しい起業ともなれば、成功率は十分の一にも百分の一にも下がるだろう。しかし、もっと本気で勉強してみようではないか。」(まえがき)

「『経営成功学』においては、『経営』に『成功』という言葉を付けたわけですが、これは、『結果に対する責任』が入っていることを意味します」(本文)

企業の経営が成功して黒字化すれば、法人税を払えるようになり、それが国の発展へとつながっていく。つまり、企業の発展は、国の発展とつながっている。

大川総裁は、信者ゼロから立ち上げた幸福の科学を、30年足らずで世界100カ国以上に信者を持つまでに成長させるとともに、出版事業や教育事業、政党の創立や映画製作など、さまざまな分野で実績を上げている。

同書は、その「いま現在、成功し続けている経営者」が、「経営に勝つための哲学」「リスクに勝つための出発点」「MBA制度の問題点」など、新しい経営の形を記した一冊である。

【関連書籍】

幸福の科学出版 『「経営成功学」とは何か 百戦百勝の新しい経済学』 大川隆法著

http://211.1.226.62/products/detail.php?product_id=1038

同書アマゾン紹介ページ

http://amazon.co.jp/o/ASIN/4863954018/liberty0b-22/

幸福の科学出版 『新しき大学の理念 ―「幸福の科学大学」がめざすニュー・フロンティア―』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1036

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2013年10月9日付本欄 幸福の科学大学が目指す「新しき大学の理念」を大公開!

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