取り押さえられ、青いブレザーを着ているのが、亀岡容疑者(読者提供。画像は一部加工)。

衆院神奈川3区から立候補している、幸福実現党公認のいき愛子陣営の運動員を棒でたたくなどして、公職選挙法違反(自由妨害)の容疑で現行犯逮捕された、亀岡隆三容疑者(30歳)が、宗教法人「創価学会」に所属していることを名乗り、犯行に及んでいたことが、13日新たに判明した。

亀岡容疑者は、いき氏の演説中に、「ふざけるな!」と叫び、長さ約50センチの棒で殴りかかろうとした。これを止めに入った運動員の男性(56歳)が、右腕を棒で殴られた。

目撃者によると、犯行の直前に、亀岡容疑者は「俺は学会の者だ」「学会をなめるな!」などと大声で叫んでいたという。犯行時、創価学会男子部に所属していることを示す「創価班」のワッペンつきの青いブレザーを着ていたと見られている。

取り押さえようとして暴行された運動員の男性は、「候補者がけがをしてはいけないと思って、自然に体が動いた。昨日はあまり意識していなかったが、今日になって叩かれた腕が痛んでいる。暴力を使って選挙運動を邪魔するようなことは、絶対に許してはいけない」と憤る。

亀岡容疑者と見られる男性のフェイスブックの職歴欄には、「公明党」と書かれており、同党職員として働いていた可能性も浮上している。

この事件について、創価学会の神奈川文化会館の広報担当者は、本誌の取材に対し、「まったく存じ上げない。信仰については、プライバシーに関わることなので、お答えできない」と回答した。

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