「ミサイル警報音」や「核落下のミニドラマ」がネットで話題 高まるリアリティ

 

《本記事のポイント》

  • ネット上で「核落下のミニドラマ」が約250万回再生。
  • ミサイル攻撃の際に鳴る「Jアラート」も注目を集める。
  • 秋田県・男鹿市もミサイル攻撃に備えた避難訓練を実施した。

 

YouTube上で、「もし北朝鮮の核ミサイルで攻撃されたら?」という動画が話題になっている。

 

最初に映し出されるのは、カップルたちがデートを楽しむ平和な日常。そこへ突然、水爆を搭載したミサイルが飛来し、東京駅上空で爆発する――。

 

動画の最後には、爆心地からの距離に応じた被害想定が解説される。

 

爆心地から半径14km以内の一般家屋は壊滅し、半径34km以内にいた人々はケロイドなど深刻な火傷で直ちに処置が必要な状態となり、50km以上離れた鎌倉でも熱線を浴びれば完治10日ほどの火傷を負うという。

 

この動画はYouTubeで250万回近く再生され、被害範囲が分かりやすいとしてTwitter上でも拡散されている。

 

背景には、トランプ米大統領が北朝鮮への攻撃を示唆し、その反撃として、北朝鮮による核攻撃のリアリティが高まったことがある。

 

 

ミサイル攻撃時の警報も注目を集める

ネット上では、「Jアラート」が鳴った際の避難先についても話題になっている。

 

Jアラートは、緊急時における全国瞬時警報システム。緊急地震速報や津波情報のほか、弾道ミサイルなどの武力攻撃に関する情報が各地に提供される。北朝鮮からミサイルが発射され、日本に飛来する可能性がある場合、Jアラートによって避難が呼びかけられる。

 

 

秋田県では避難訓練も

一部の自治体も、ミサイル攻撃を現実の脅威として捉え始めた。

 

秋田県・男鹿市は3月17日、弾道ミサイルを想定した避難訓練を行った。全国初の例となる。秋田県の沖合には、これまで計3回にわたって北朝鮮のミサイルが着弾している。

 

前述の動画を配信するネット・オピニオン番組「THE FACT」は、この避難訓練の様子もレポートしている。参加者は市民センターに逃げ込むよう誘導されたが、そのことについて、「こういう室内に入りなさいと言っても、ミサイルがドンと来たら終わり」と不安を語る。とはいえ、他に逃げ先もない。

 

日本のミサイル防衛体制は、隙が多すぎる。

 

まず、ミサイルをそもそも撃たせないための「敵基地攻撃能力」がない。撃たれてから迎撃をする体制はあるが、同時に複数のミサイルが飛来した時に、全て撃ち落とせるとは限らない。いや、撃ち落とせない可能性の方が高い。

 

さらに、ミサイルが着弾した時に備えた「核シェルター」の整備も不十分であり、避難訓練もほとんどの自治体では行われていない。

 

ミサイル攻撃のリアリティが急に高まった今、日本は現実の問題として国防に向き合う時が来ている。(亮)

 

【関連動画】

【最新版】もし北朝鮮の核ミサイルで攻撃されたら?【被害想定】

https://www.youtube.com/watch?v=xsxGRZxH5kg

 

全国初!秋田で北朝鮮弾道ミサイルを想定した避難訓練【ザ・ファクト】

https://www.youtube.com/watch?v=X4_uDSQT_XA

 

【関連記事】

2017年3月31日付本欄 元北朝鮮兵器開発者は語る 「核ミサイルはもう完成している!」

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12803

 

2017年3月11日付本欄 元自衛隊幹部「今回の北朝鮮ミサイルは、関東地方を吹き飛ばせる」

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12703

 

2017年3月8日付本欄 北朝鮮がミサイル発射でトランプ政権との対決姿勢 日本もミサイル防衛と核の抑止力強化を

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12689

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