七海ひろこ候補(右)と手塚安珠さん(左)

31日に投開票を迎える東京都都知事選で、美人候補として話題になっている七海ひろこ候補。そんな彼女に、現役女子大生・手塚安珠さんが突撃。七海氏の掲げる政策に、素朴な疑問をぶつけてみた。

七海氏は「東京No.1宣言」と称して3つの約束をかげている。本記事でテーマとなるのが、その3つ目の「24時間ときめくことができる都市・東京を実現します!」。

その主な内容は、「羽田空港の24時間運航と、山手線や地下鉄の24時間化を進めます」というもの。

この政策について、手塚さんの疑問とは?

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――「都市の24時間化」というのは、国際化や、経済活動を活発化させる鍵になってくると思います。ただその際に、地下鉄やJRなどが24時間稼動することは、負担ではないのか、経済的にペイするのか、という疑問もあるのですが、いかがでしょうか。

世界に合わせて仕事ができる

七海: ニューヨークやロンドンなどでは、24時間はすでに実現されているので、不可能ではないんです。それに、ペイできないどころか、企業にとって大きなプラスになるんです。

まず、なぜ東京を24時間化する必要があるのかというと、東京で朝を迎える時に、世界の主要都市は夜を迎えたりしますよね。また、24時間、世界のどこかで誰かが活動しています。 金融市場も、ずっと動いています。例えば、日本で米国株を取引できるのは午後10時から、翌朝10時。それに合わせて働く人がいてもいいんです。 ビジネスマンの中には、「僕はニューヨーク時間で生きているんだよ」「僕はロンドン時間で生活しているんだ」という人がいてもいいと思うんです。その方が、国際的な仕事をする余地が広がりますよね。

夜の経済活動が新たな雇用を生む

「七海ハグ」を受ける手塚さんは、インタビュー後、こう語った。「インタビューが始まる前に、七海候補が本を数冊手に持って部屋に入ってこられたのが印象的でした。街宣や記者会見で本当に忙しいにもかかわらず、絶えず勉強されているんだと感じました」。

七海: 他にも、夜のビジネスマン向けレストランが、新聞を売ったり、色々な形で新しいビジネスや雇用が生まれます。これによって経済がどんどん回るんです。

もちろん、24時間化する初動として、インフラ面でお金がかかる部分もあると思います。ニューヨークやロンドンなどでは、地下鉄の路線が片側複線なので、交互にメンテナンスしながら24時間運用を続けることができています。東京の地下鉄は片側単線なので、複線にするなどの投資は必要です。

ただその分、工事需要も増えますし、メンテナンスの必要性は新たな仕事を生みます。 そこは民間ファンドの活用や、無駄の排除によって捻出した財源で実現していきたいと思っています。また、そうしたインフラづくりにこそ、予算をつけるべきだと思います。

(終わり)

【関連サイト】

七海ひろこ公式サイト

http://nanami-hiroko.net/

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