NHK大河ドラマ『真田丸』が、1月10日から放送される。主人公は、戦国武将・真田幸村(本名は信繁(のぶしげ))。数々のドラマで主演を務めてきた俳優・堺雅人がこの役を演じる。

幸村は、今も多くの歴史ファンの心をつかむ名将。薩摩大名の島津家久は、「真田日本一の兵(つわもの)」と賞賛しており、歴史に詳しくない人でも、一度は名前を聞いたことがあるだろう。

実は、大川隆法・幸福の科学総裁の書籍には、真田の名前が登場している。本欄では、その一部を紹介しつつ、真田家の活躍を解説する。

マキャヴェリの霊が真田に注目

2015年1月に発刊された『マキャヴェリ「現代の君主論」とは何か』。この中で、マキャヴェリの霊は、真田に関心を持っていたと語っている。マキャヴェリは権謀術数に長け、冷徹なリアリズムを打ち出す人物。そんなマキャヴェリにとって、真田の外交戦は興味深かったに違いない。