【南シナ海情勢(1)】フィリピン元下院議員に聞く 中国の領有権の主張には一切根拠がない

2014.10.14

ロイロ・ゴレス

プロフィール

(Roilo Golez)1947年1月9日フィリピン・ロンブロン州生まれ。政治家。海軍士官、フィリピン赤十字代表などを経て、フィリピンの産業都市パラニャーケシティで下院議員として選出され、6期15年務めた。郵政大臣、国家安全保障担当補佐官などを歴任。フィリピン下院には連続して当選できないため、現在は一政治家として活動。

南シナ海でのベトナム船と中国船の衝突は記憶に新しい。中国は一方的に南シナ海に線を引き、「九段線」と名付けて、ベトナムやフィリピンの排他的経済水域(EEZ)も含む領域の領有権を主張している。ベトナムと並び、中国に対する抗議の姿勢を明確にしているフィリピンで、10年以上前から中国の脅威を訴えてきた元下院議員のロイロ・ゴレス氏に話を聞いた。全3回に渡ってお届けする。(取材協力:幸福の科学国際本部)

――中国政府は、南シナ海は中国領だと主張していますがどうお考えですか?

ロイロ・ゴレス氏(以下、ゴレス): 私は一連の出来事を全て調べました。中国の主張は、1947年、蒋介石の中国国民党政府が、フィリピン、インドネシアまで、南シナ海の約8割を領海だと言ったのが始まりです。ただ、その根拠は不明で、中国人の船乗りがそこを訪れていたことなどを引用しています。

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