「イエスに妻がいた」という資料は本物と鑑定 科学的態度がバチカン改革を促す(後編)

2014.04.19

前編では、イエスに妻がいたことを示すパピルスに対する司祭の反論を紹介。厳しい独身主義が同性愛問題などの呼び水ともなっているとして、カトリックの改革を提案した。

そもそも、イエスが独身だったかをめぐる議論は、明確な記述が『聖書』にないために起きているとも言える。釈尊やムハンマドなど、イエスと並ぶ世界的な聖人の夫婦関係について正確に分かっていることを考えると、「なぜ」という疑問が生まれても当然だ。

ちなみにキリスト教では、2人の有名な「マリア」が存在する。1人目は「聖母マリア」と呼ばれるイエスの母。2人目のマリアは「悔い改めた娼婦」として知られる「マグダラのマリア」だ。実は、この「マグダラのマリア」がイエスの妻だったのではないかという説がある。このことは、『ピリポ福音書』など、多くの福音書に書かれている。

真相は、どうなのか。昨年7月、大川隆法・幸福の科学総裁はイエス・キリストの霊を招霊し、話を聞いた。イエスの霊は、『聖書』に自らの結婚についての記述がないことに関して、次のように述べている。

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