《ニュース》

政府は少子化対策として公表した「こども未来戦略」案で、2025年度から「3人以上の子供を扶養する世帯」に対し、大学(短期大学や高等専門学校も含む)の授業料を無償化する方針を打ち出しました。

《詳細》

大学授業料などの無償化は「所得制限を設けない方針」であり、国公立で入学金約28万円、授業料年間約54万円、私立で入学金約26万円、授業料年間約70万円を補助します(6年制大学は最大6年間補助)。

例えば3人兄弟で、第1子と第2子が大学に進学していた場合、2人も対象となります。すでに24年度より、「返済不要の給付型奨学金」と「授業料減免」の対象を多子世帯などに拡大することが決まっており、政府は教育費の負担を軽減することで、少子化対策につなげたい考えです。

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