2023年9月号記事

幸福実現党 党首

釈量子の志士奮迅

第126回

釈党首

幸福実現党 党首

釈 量子

(しゃく・りょうこ) 1969年、東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒。大手企業勤務を経て、幸福の科学に入局。本誌編集部、常務理事などを歴任。2013年7月から現職。
釈量子のブログはこちらでご覧になれます。
https://shaku-ryoko.net/

日本の宇宙開発に足りないもの

日本のロケット開発における難産が続いています。

昨年10月に打ち上げられたイプシロン6号機は、姿勢制御装置に異常が発生し、指令破壊されました。今年3月に打ち上げられたH3の1号機も、第2エンジンの着火が確認されず、同じく指令破壊されます。7月に行われたイプシロンSのエンジン地上燃焼試験でも、開始1分足らずで爆発が起きました。

「科学技術立国」と謳われてきた日本。しかし特に宇宙開発競争においては「周回遅れでは済まない」と言われる状況です。要因としては、軍事研究が避けられてきたことなどが、筆頭に挙げられます。

米内部告発
「政府は墜落UFOを研究してきた」

ですがここでは、世界の大国における宇宙開発の影に、必ずと言っていいほど存在している要素について考えたいと思います。それは「UFO研究」です。

6月上旬、元米空軍の情報将校で、国家偵察局(NRO)において、「未確認空中現象(UAP)」の解析タスクフォースに所属していたデビッド・グラシ氏が、「米政府や同盟国、防衛請負業者が数十年にわたって、墜落したUFOやその破片などを回収・分析してきた」と複数のメディアに語り、波紋を呼びました。

日本でも、日本経済新聞や産経新聞などの大手紙で掲載されるなど、話題になりました。

グラシ氏は、UFOやその破片は、形状や材質から「非人類由来」のものであり、「パイロットの遺体」なども発見されていると告発。「地球外生命体は存在する」と断言しました。

しかし米政府はそれを国民から違法に隠蔽し続け、自身が所属していたUAPタスクフォースでも、極秘のUFO研究の存在を知られないようにする仕事をしていたと言います。

さらには、中国やロシアを念頭に、「敵対国」もUFOのリバース・エンジニアリングによる技術取得で競合しており、「見えない冷戦」が起きているとも指摘しました。

グラシ氏が所属していた「UAPタスクフォース」の後継組織である、国防総省の「全領域異常解決局(AARO)」は現在、次々とUFO映像やその分析レポートを公開しています。しかしその奥に本命のUFO研究の系譜が存在していたことが、改めて浮き彫りになりました。

一方で日本は、UFOや宇宙人について議論することがタブー視されてきた、「UFO後進国」です。政府は公式には、UFO情報は一件もないと言っています。UFOの目撃情報を報告すると、航空自衛隊もパイロットは地上勤務に配置転換されるため、黙認するしかありません。中世の天動説さながらの、「閉じた知の世界」に、日本はいまだに封じ込められていると言っても、過言ではないのです。しかしそれでは、グラシ氏が指摘した地球外技術も織り交ぜた宇宙開発競争で、蚊帳の外に居続けることになってしまうでしょう。

「唯物論」が科学の壁になる

そしてここで、さらにその先の科学の未来を拓く鍵についても触れたいと思います。それが「唯物論の克服」です。

大川隆法・幸福の科学総裁は霊査によって、すでに500種類以上の宇宙人が地球にやって来ていることを解明しています。

そして、遠い宇宙から来ているUFOを動かしているのは機械でも燃料でもなく、「悟り」「念動力」「宇宙の本質を理解すること」であることを明かしています。それを知らずして、「時間」「空間」を超えて移動することはできないというのです。その上で、「日本も含めて外国もそうですが、科学者のほうはみな唯物論のほうに向かっていってしまう傾向がありますけれども、行き詰まるんですよね。このままで行ったら行き詰まるので、『唯物論的な科学主義』だと宇宙を知ることはできなくなる」(*)と指摘しています。

この、唯物論を超えた宇宙の秘密を解き明かし、人類の宇宙時代の行く先を示すものこそ、大川総裁の言葉です。その悟りの力によって今、他の惑星や銀河の姿、さらには大宇宙を創造した造物主の心までもが、明かされつつあるのです。

日本も、学問界などが「神」に対して目を伏せる以上、「宇宙」に招かれることはないでしょう。幸福実現党はこれからも「日本人の常識」に「揺らぎ」を起こしていくべく、発信していきたいと思います。

(*)『「小説 十字架の女(3)〈宇宙編〉」余話』(幸福の科学刊)

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鹿児島県・内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられたロケット(画像:YMZK-Photo / Shutterstock.com)。