1月23日付けの産経新聞のコラムで、婚外子の急増について述べられている。

フランスでは2006年に婚外子が出生児の50%を突破、イタリアでは07年に20.8%に達した。また、イタリアは20年には50%、英国は14年には75%に達する見通しだそうだ。

この原因は、世界的に、家庭の形が変化しつつあり、正式な結婚をしないまま同棲して子供を産むカップルが増えていることにあり、今後もこうした流れは変わらないであろう。

一方で、日本においては、2008年で2%とかなり低いが、これらの国と比べて、婚外子(非摘出子)に対する法律が厳しいためと考えられる。

だが、米国では、生まれた新生児の約40%が婚外子だった2007年に、全体の新生児数が過去最高を記録したことを考えると、安易に賛成はできないが、少子化が進むなか、婚外子を摘出子と同等に認めるということも考えなければならないのかもしれない。(吉)

*現在、デイリーニュースクリップは無料でお読み頂けます。ザ・リバティwebの購読者にはニュースクリップをメールでも配信しております。