自分の性に不快感を持ち、心理的な性別で日常生活を送ることを望む、性同一性障害。

現在、女子として生活している兵庫県在住の小学6年生の男児(12歳)に、大阪医科大学院が抗ホルモン剤を投与して思春期の体の変化を抑える治療を始めるという。中学生以下に抗ホルモン剤を投与することは国内初。

男性としての成長に伴う精神的な苦痛を緩和するには抗ホルモン剤の投与が有効という。 男性ホルモンと女性ホルモンの分泌を抑える抗ホルモン剤「LHRHアゴニスト」という薬で、もちろん健康保険の適用外で、1回につき約3万5千円という。これを2月から毎月1回注射する。しかし、この投与に対して男児がどう思っているのかは明かされていない。女子として生活していることから推察して、逆に精神的苦痛を生んでいまいか。医学では性同一性障害は「原因は未解明だが、胎児期のホルモン異常などが指摘されている」とされている。しかし、これこそ、カルマや人生計画など宗教的な視点なしには解決できない。軽い気持ちで男児に生まれたケースもあろうし、古代には「中性」も存在した時代もあったぐらいであるから、医学的な見地では収まりきれない問題なのだ。(ア)

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