筆者は3月2日から12日にかけて、幸福の科学学生局の仲間と共にインドを訪れた。仏跡巡りや現地の大学生との交流、街頭伝道などを通じ、さまざまな学びや感動を得ることができた。複数回に渡って、その内容をお届けする。今回は第2回目。
筆者らは、首都のニューデリーにある「ジャワハルラール・ネルー大学(JNU)」で、日本語を専攻する現地の学生十数名とのディスカッションに臨んだ。
(ディスカッション内容は、第1回インドレポート http://the-liberty.com/article.php?item_id=9455 を参照)
「チャイ」を飲みながら「基地問題」について議論!?
白熱したディスカッションの後は、ラフな茶話会。「チャイ」と呼ばれるインドのミルクティーを飲みながら、さらに交流を深めた。
はじめに、沖縄の米軍基地問題の話について。
JNU生のある一人は、日本の沖縄を旅行した際、米軍機の騒音と住民の反対運動を目の当たりにし、「基地はない方がいい」と思ったという。確かに、海外から初めて沖縄に来て、米軍基地の必要性を理解するのは非常に難しいだろう。
彼の意見は、本当に沖縄の人々の生活を思いやって、あるいは自分の国を自分で守れない日本の国防に「じれったさ」を感じてのものだったかもしれない。
だが、今の日本の国防に関する法律、装備、周辺状況、および日米同盟の重要さを考えれば、沖縄に米軍基地は不可欠と言える(下記の関連記事参照)。
「日本は悪くない」と話すインドの学生
次いで、沖縄から沖縄戦について、そして「先の戦争の日本をどう見るか」に話題が移った。
ここで、別のJNU生はこう切り出した。
「『南京大虐殺』や『従軍慰安婦』は、日本を悪者にするために作られた話としか思えない」
日本の学生はもちろん同意したが、なぜそう思うのかと聞いてみた。
「今の穏やかで勤勉な日本人の性格から考えて、そんなのはありえないから」
彼は、「インパール作戦」などでインドの人々と共に闘った日本軍への感謝の気持ちを伝えてくれた。
インドの学生が「日本は悪くなかった」と"日本語で"話す様子は非常に印象的だった。それに、彼らの言い分には説得力がある。中国や韓国の反日プロパガンダに手をこまねいている政府やマスコミの方々は、それを聞いて頭がクラクラするのではないか。
実際、現存する一次資料や専門家による綿密な調査の結果、「南京大虐殺」は、日本軍によるゲリラ掃討や中国軍による略奪・暴行を、日本軍の仕業にすり替えた"でっちあげ"であることがわかっている。また「従軍慰安婦」についても、民間業者が募集した高給取りの娼婦であることがわかっている。
これらの「事実」に加え、日本では現在、幸福の科学の大川総裁が行う「公開霊言」で、軍人たちの霊が当時の様子や、「日本を守りたかった」という想いを語ることで、日本人の歴史認識が大きく揺さぶられている。
昨年9月には、南京攻略戦を指揮した松井石根大将の霊言が収録された(『南京大虐殺と従軍慰安婦は本当か』〔幸福の科学出版刊〕所収)。筆者は彼にこの本の英訳版を薦めたが、「日本語で読みたい」という彼の強い要望から、持っていた日本語版をそのまま渡し、連絡先も交換した。
戦後70年を迎え、「真実はどうであったか」が国際社会で問われている。今回のディスカッションを通じ、先の戦争は日本が欧米列強の人種差別や植民地主義に立ち向かい、インドを含めたアジアの平和を守るための「聖戦」だったということを、改めて実感した。
(幸福の科学学生局 原田翼)
【関連書籍】
幸福の科学出版 『沖縄の論理は正しいのか?―翁長知事へのスピリチュアル・インタビュー―』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1459
幸福の科学出版 『南京大虐殺と従軍慰安婦は本当か』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1272
幸福の科学出版 『天に誓って「南京大虐殺」はあったのか』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1183
【関連記事】
Web限定記事 翁長雄志・沖縄県知事、驚きの本音 米軍を撤退させ、沖縄を「中国領」にする
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9453
2015年5月号記事 ユネスコ記憶遺産 「南京大虐殺」資料は 歴史のねつ造だ - 幸福実現党が中国に「待った!」 - 戦後70年 日本の誇りを取り戻そう