米メジャーリーガーのイチロー外野手が、マーリンズと1年契約を決め、東京都内で入団記者会見を行った。社長やGMなどの球団幹部も来日し、同席するVIP待遇ぶり。報道陣を凍りつかせる「イチロー節」全開の会見となった。

冒頭、イチローは、「こういう会見は(マリナーズ入団の)2000年以来になりますが、(報道陣の)皆さんにどのように料理されるのかという大いなる不安と、皆さんがどのようにうまく料理してくれるのかという大いなる期待が混在している気持ちです」と、ジャブを打った。

言葉を一つひとつ慎重に選びながら語るイチロー。記者から、ファンへのメッセージを求められた際、こう語った。

「これは質問ではなく、お願いですね。(中略)『これからも応援よろしくお願いします』……とは僕は絶対に言いません。応援していただけるような選手であるために、自分がやらなくてはならないことを続けていく、ということをお約束して、それをメッセージとさせていただいてもよろしいでしょうか」

その後イチローは、質問した記者に対し、逆質問を浴びせるなど、会見が居並ぶ記者との"真剣勝負の場"であるかのような、張り詰めた雰囲気が漂っていた。

こうしたイチローの姿を見て、「他のスポーツ選手と同じように、もっと気軽に、感じたまま、受け答えをすればいいのに……」と思う人もいるかもしれない。

だがそれは、イチローの性分からして、"難しい"ことなのかもしれない。というのも、イチローの過去世は、ある「剣豪」だからだ。

大川隆法・幸福の科学総裁は2013年8月、日米通算4000本安打を達成したばかりのイチローの守護霊を呼んだ。その際、イチロー守護霊は、祝福する質問者に対し、「 ほめられるのはありがたい。ただ、ほかの人ができないから、比較してそう言われているだけであって、勝負としては、(打率が)五割を超えなければ、『勝った』とは言えない 」と話した。

また自らの過去世について、神仏から霊流を引いていた剣豪であり、自らの剣は神仏から霊力を授かった「神剣」であることを明らかにした。

そして霊言の終盤に、イチロー守護霊は、メジャーリーグで戦う日本人の気概を次のように語った。「 私も、多少なりとも世の中を励ましたいと思って戦っている。日本人に自信を与えたいし、日本の精神を世界に広めたいし、世界の人々に希望を与えたいという気持ちを持っている

この内容は、『天才打者イチロー4000本ヒットの秘密 ~プロフェッショナルの守護霊は語る~』に収められている。

イチローの昨シーズンまでの安打数は4122本。メジャーリーグの最多記録であるピート・ローズの4256本まであと134本、歴代2位のタイ・カップの4191本まであと69本に迫る。メジャー15年目を迎える41歳のイチロー。磨きをかけた"剣"さばきに、世界が注目している。(居)

【関連書籍】

幸福の科学出版刊 『天才打者イチロー4000本ヒットの秘密 ~プロフェッショナルの守護霊は語る~』 大川隆法著

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