韓国で、日本で出版された韓国に批判的な書籍、いわゆる「嫌韓本」の展示会が行われた。11日から16日にかけて開催され、ウェブ版各紙に紹介されている。

同展示会では、「嫌韓本」およびそれに類する雑誌記事約50点を韓国国会のロビーで展示する一方、異文化への理解や日本の戦争責任について扱った日本の書籍を「友好的出版物」として紹介した。主催者のひとり崔載千議員は、「われわれの心の中にも『嫌日』がないか省みて、未来に向かう韓日両国の新しい歴史をつくる契機になればと思う」と発言したと、産経新聞ウェブ版の「産経フォト」(11日付)などが紹介した。

同記事がこの展示会を紹介する際、大川隆法・幸福の科学総裁の著作『守護霊インタビュー 朴槿惠韓国大統領 なぜ、私は「反日」なのか』を開いて驚いている女性の写真を掲載している( http://bit.ly/1BPbDz6 )。「嫌韓本」の一つとして同書籍が展示されているようだ。

ちなみに、この書籍を「嫌韓本」というのは適切ではない。この書籍は、大川総裁が朴大統領の守護霊(潜在意識)を呼び出して語らせた霊言の内容を収めたものだ。

朴大統領の守護霊は、同書のなかで、朴大統領が反日的な外交をする理由や、従軍慰安婦問題に関する本心、米中に対する考えや北朝鮮との今後、経済政策など、「韓国国民の知りたい内容」を語っている。韓国の人々にとっては、自国の大統領の本心を知るひとつの方法ともなる。

今年2月に収録された霊言だが、その中には「(産経新聞は)にっくき新聞。あそこを、何とかして焼き尽くしたいわ」などの発言もあった。実際この発言は10月、産経新聞の前ソウル支局長が「朴大統領の名誉を傷つけるネット記事を書いた」という不当な罪で起訴されるという形で実現するなど、霊言の真実性の高さも確認されている。

朴大統領の守護霊は、韓国が危機に陥った際にどのように振る舞うつもりかも明かしている。同書は、「嫌韓本」ではなく「知韓本」として紹介されるべきだろう。(居)

【関連書籍】

幸福の科学出版 『守護霊インタビュー 朴槿惠韓国大統領 なぜ、私は「反日」なのか』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1114

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2014年3月号記事 救韓論 韓国が「近代化」する5つの方法

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