文部科学省は、幸福の科学大学で教える予定だった「創立者の精神を学ぶ」という科目に大川隆法・幸福の科学総裁の著作が深く関連しており、その著書の中で霊言について触れられているため、霊言が科学的に証明されていないことをもって、同大学の設置を不認可とした。

しかし、大川総裁の「創立者の精神」に基づいて、学校法人幸福の科学学園は、2010年4月に那須本校 中学校・高等学校(栃木県)を、2012年4月に関西校 中学校・高等学校(滋賀県)を既に設立している。しかも、両校とも目を見張るような実績を出していることは、注目すべきだろう。

まず、学業面を見てみたい。幸福の科学学園の生徒は、塾に通うことなく、同学園での教育指導のみで次々と難関大学に合格している。

2014年3月に卒業した第2期生(那須本校)は、東京大学に2人、その他、東工大や大阪大、名古屋大、筑波大、神戸大、お茶の水大を始めとする国公立大学に33人合格。さらには、29人が早慶に合格した。ちなみに、東京大学へは2年連続で2人ずつ合格者を出しており、県内の県立高にも引けをとらない実績を出している。

さらには、部活動でも実績を上げている。

まず那須本校。チアリーディング部は、中学・高校ともにアメリカで行われる国際大会への出場権を手にし、中学は昨年のミスダンスドリル世界大会初出場準優勝に続き、今年は同大会で優勝した。高校は今年同大会初出場にして準優勝に輝いた。

高校女子テニス部は県の団体戦で優勝し、2年連続で関東大会に出場。中学女子テニス部も団体優勝して関東大会に進出した。中学男子テニス部も県大会で団体優勝し、関東大会に出場している。高校野球部は、秋季県大会ベスト8に進出したのに加え、投手が同大会の優秀選手に選ばれた。

関西校では、中学女子ダンス部が全国決勝大会へ出場。中学空手部も全国大会進出を果たした。吹奏楽部は県大会で金賞を受賞。高校女子陸上部は県ユース大会で100mと200mで優勝し、それぞれ近畿大会に出場している。合唱部は、県高等学校総合文化祭合唱部門・独唱の部で優勝。また、中学女子バトミントンの選手が県の強化選手に選ばれている。

幸福の科学学園は、名実ともに、文武両道の実績を上げている。

幸福の科学学園で学ぶ中学生・高校生がこのような実績を上げている根幹にあるのが、創立者である大川総裁の著作をベースとした「創立者の精神」だ。

『僕らの宗教、僕らの大学(下)』(大川真輝著、幸福の科学出版刊)で幸福の科学学園の卒業生は、「創立者の精神」を学びながら過ごした高校3年間を振り返り、創立者の精神を軸に学生生活を送ったことで、努力の大切さを実感したり、心からの感謝ができるようになったり、大きな夢が持てるようになったと語っている。

幸福の科学大学の不認可で、文部科学省は幸福の科学大学の「創立者の精神」にNOを突き付けた形だ。しかし、その烙印を押した「創立者の精神」に基づいて、既に中学・高校で良質な教育がされており、高い実績も出ている。NOを突き付けられるのは文部科学省の判断の方であることは明らかだ。(飯)

【関連書籍】

幸福の科学出版 『僕らの宗教、僕らの大学(下)』 大川真輝著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1339

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