9月9日付各紙朝刊から、注目記事を拾い読み。

習主席、インドなど4カ国訪問へ(各紙)

中国外務省は9日、習近平国家主席が11~19日の日程で、タジキスタン、モルディブ、スリランカ、インドの4カ国を訪問すると発表した。

⇒安倍首相がインドやスリランカと首脳会談を行った矢先の発表。日本が形成しようとしている中国包囲網突破の意図を、露骨に見せ付けているかのようだ。「戦争とは、政治あるいは外交の延長」といわれるように、日本が外交戦で強固な中国包囲網を築けるかどうかが、アジアの平和と安全を大きく左右する。

米高官が日本に異例の期待表明 「ホルムズ海峡の機雷掃海で協力を」(各紙)

米海軍制服組トップであるグリナート作戦部長は8日、ワシントンで行った講演で、日本政府が集団的自衛権の行使を限定的に容認したことを歓迎。ミサイル防衛とともに「ホルムズ海峡に敷設された機雷の除去」などで協力することへの期待を表明した。

⇒米軍高官が公の場で、同海域での日米協力に言及するのは異例であり、アメリカの「集団的自衛権」への期待の高さが伺える。民主党政権時に揺らいだ日米同盟が修復されつつあるなら、歓迎すべきことだ。また、ホルムズ海峡に機雷が撒かれた場合、日本には石油が入って来なくなることも忘れてはならない。日本から離れた活動であっても、エネルギー輸送路を守ることは、自国防衛そのものと言える。

4~6月GDPは実質年率7.1%減(各紙)

内閣府が8日発表した4~6月の国内総生産(GDP)が下方修正され、実質の年率換算で前期比7.1%減だった。東日本大震災があった2011年1~3月期を超す下げ幅だ。

⇒昨年の増税前、内閣府は増税の影響で実質GDPへの影響は年平均0.1%程度と発表していた。国民は騙されたと言える。景気は腰折れし、アベノミクスが振り出しに戻った可能性が高い。

マレーシア航空370便事故から半年(各紙)

クアラルンプール発北京行のマレーシア航空370便が、南シナ海上空で消息を絶ってから、8日で半年が経過した。旅客機から発信された信号を各国が分析したところ、同機は大きく旋回してインド洋に向かい、燃料切れで墜落したと推定されている。そのため、捜索はオーストラリア政府が主導して行ってきたが、いまだに何ら手がかりがない。豪紙は同事件を、「世紀の航空ミステリー」と呼んでいる。

⇒この事件について、大川隆法・幸福の科学総裁は、エドガー・ケイシー霊によるリーディングを3月13日に行っている。リーディングでは、同機は離陸後しばらくして主翼が折れたため、対応する間もなく南シナ海に墜落してしまい、現在は水面下1000メートルほどの深海に沈んでいる、という結果となった。南シナ海での捜索を行うべきではないか。(光)

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2014年9月号記事 集団的自衛権行使容認は当然だ「正義ある平和」の実現を - The Liberty Opinion

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2014年8月号記事 日本はアジアの警察官たれ 東南アジアは「盟主」を求めている

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2014年7月号記事 消費増税に打ち克つためには

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Web限定記事 消息不明のマレーシア航空370便の行方を「透視」 エドガー・ケイシー霊がリーディング

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