公開中のホラー映画『劇場版 東京伝説 歪んだ異形都市』に出演している女優の黒川芽以さんが、このほど行われた初日舞台挨拶で、「結構霊を見る」「一人暮らしをしていた家で途中からおじさんの霊が住みだして、首を絞められたり、ポルターガイスト現象が続いたり。結構霊を呼び寄せちゃう」と自身の体験を告白した。

同作品は、「心霊や超常現象は一切登場しないが、人間の狂気がもたらす恐怖を体験できる」という触れ込みだ。しかし、黒川さんはホラー映画ということで“危ない"雰囲気を感じたのか、「心のなかでお祓いをして臨みました」と話している。同映画に出演する中島愛里さんも「物件とかを探している時にも、よく男の人(の霊)を見るんですよ」と同じく霊体験を語っている。

そんな中、NHKでは、ポルターガイスト現象や宇宙人によるアブダクションなど、超常現象を"科学的"に分析する「幻解!超常ファイル」を放送中だ。番組では、検証や分析を行った結果、これらの超常現象は勘違いやいたずらだとしている。しかし、番組ナビゲーターをつとめる栗山千明さんはこれまで幽霊や妖怪、超能力をテーマにした映画やドラマに多数出演している。この番組をどのように考えているのか気になるところだ。

そこで、大川隆法・幸福の科学総裁が栗山さんの守護霊を呼び出し、その本音を聞き出した。霊言の内容は、『NHK「幻解!超常ファイル」は本当か ナビゲーター・栗山千明の守護霊インタビュー』として27日より全国で発売される。

霊言のなかで栗山さんの守護霊は出演者としての立場もあり、明言をためらいながらも、撮影現場で起きた霊的な現象の話など、その実態を明かした。また、役者の多くが「幽霊ものに出演するときに『お祓い』を受けている」として、自身も霊的なものを日常的に感じていると語ったほか、過去世においても、霊的なものに関わる仕事についていたことを明かしている。

併録された、「幻解!超常ファイル」プロデューサーの渡部圭氏の守護霊霊言でも、番組作成の背景に、NHK籾井勝人会長に対する経営陣の確執や、安倍政権への警戒など、様々な思惑があることが明らかになった。つまり、科学的な分析に基づいて霊的現象を否定しているというよりは、霊的現象を否定することを目的に都合のよい説明を後付けしていることが伺える。

ブラックボックス化しているテレビ業界の実態を垣間見ることができる上、NHKのように、霊現象の否定ありきのスタンスが果たして中立なものかどうか考えさせられる一冊だ。

【関連書籍】

幸福の科学出版 『NHK「幻解!超常ファイル」は本当か ナビゲーター・栗山千明の守護霊インタビュー』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1184

幸福の科学出版 『「宇宙人によるアブダクション」と「金縛り現象」は本当に同じか』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1150

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