NHKが最近、超常現象を科学で解明できるかのような番組を集中的に放送している。

4月上旬に始まったNHK総合の「幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー」は、宇宙人による誘拐「アブダクション」体験などを、すべて科学で説明できるかのように紹介した。この他、過去の歴史を再現する設定のドラマ「タイムスクープハンター」でも、江戸時代のポルターガイスト現象の伝承について「イタズラを勘違いした」と決めつけ、生活バラエティの「ためしてガッテン」も、金縛りについて「脳の錯覚か病気」と断定している。

5月24日放送の「幻解!超常ファイル」第6回でも、トンネルにまつわる超常現象の噂話について、一例を取り上げて「こういうことではないか」と推論を重ねたに過ぎないにもかかわらず、あたかもすべて科学的に説明できたかのように紹介した。

大川隆法・幸福の科学総裁は、最近のNHKの「目に見えないものは存在しない」と決めつける傾向に対し、「ファウル(反則)」であると"ご進講"すべく、アブダクション体験者などのリーディングを行ってきた。これまでに「『宇宙人によるアブダクションと金縛り現象は本当に同じか』―NHKへのご進講―」「エイリアン・アブダクション―真実の超常ファイル―」「幻解ファイル=限界ファウル『それでも超常現象は存在する』―NHKへのご進講(2)―」などのリーディングを収録し、公開している。

この最新版として28日、「神秘現象リーディング」と題して、アブダクション体験者や、睡眠中に幽体離脱を体験した人、原爆投下後の広島にいる女性を幻視した人など、4人のリーディングを収録。30日から、全国の幸福の科学の支部や精舎で公開される。

リーディングでは、アブダクションを行った宇宙人の正体や、恐ろしい夢が必ずしも悪霊の影響とは限らないなどの事実が明らかになった。この他、学校の妖怪の存在、政治の世界にうごめく霊的な背景も垣間見えるリーディングとなった。

また今回、神秘現象には、ただ単に人を驚かせ怖がらせるばかりではなく、何かを気づかせるために高級霊によって起こされるケースもあることが示唆された。超常現象に興味のある人はもちろん、おどろおどろしい超常現象を敬遠する人にもお勧めのリーディングとなっている。

【関連サイト】

幸福の科学公式サイト 大川隆法総裁 法話・霊言 公開情報

http://info.happy-science.jp/lecture/

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Web限定記事 超常現象はすべて科学で解明できる? NHKの番組制作姿勢にファウル判定!

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7788

2014年4月14日付本欄 宇宙人による誘拐「アブダクション」は、「脳の錯覚」か?

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7679