「幸福の科学大学」(仮称・設置認可申請中)は2015年4月の開学に向けて、千葉県長生村に建設中だ。

建学の志や新しい大学に込められた意義などについて、このほど、同大学創立者の大川隆法・幸福の科学総裁と、大学運営の責任者らが対談。その内容が収録された書籍『究極の国家成長戦略としての「幸福の科学大学の挑戦」』が29日、全国の書店で発刊される。

対談の冒頭で、大川総裁は、創立の目標として「国家を成長させる戦略を内に秘めた学問を研究する大学をつくる」ことを挙げた。少子化が進み、大学全入時代が進む中で、同大学から、国を富ます人材を輩出できれば、「人口を増やすことも可能」と指摘。学部名でもある「人間幸福学」「経営成功学」「未来産業学」は、その名前自体に、人間を幸福にし、経営を成功させ、未来産業を作ることへの責任が込められていると語っている。

幸福の科学大学の教育の特色の一つは、実践的な英語力だ。自身、米エール大学でMBAを取得している木村智重幸福の科学学園理事長は、幸福の科学学園の中学・高校生が海外研修の際、ネイティブでも驚く「切れる英語」で自分から積極的に意見を発信することに驚いたというエピソードを披露。「幸福の科学大学でも、世界に通用する人材を生み出せる」との自信を語った。

また、これまで「幸福の科学出版株式会社」の社長や、「宗教法人・幸福の科学」の事務局長などを歴任し、同大学の学長候補の九鬼一・幸福の科学学園副理事長は、同大学が目指す「リーダーの輩出」について、こう触れた。「やはり、『人材づくり』ということは、『リーダーづくりだ』ということだと思うのです。そして、そのリーダーの心のなかにミッション(使命感)が入っているかどうかが、ものすごく大きなことだと思います」

さらに、人間幸福学部長候補の黒川白雲氏は、同学部の中核となる幸福の科学の教えの背景に、膨大な学問的な背景があると指摘。政治、経済、哲学など、あらゆる分野にわたる「知的巨人」を生み出し、各界のリーダー人材を輩出する決意を語った。

幸福の科学グループは、80年代の発足当初から「人生の大学院」という標語を掲げており、老若男女や職業のほか、人種や国籍を問わず、世界中の多くの人々に心の教えを説き、さまざまな媒体を通して、政治経済などの諸問題への指針も示してきた。そして、2010年4月、栃木県に「幸福の科学学園中学・高校」を、2013年4月には、滋賀県に「幸福の科学学園関西中学・高校」を開校させ、その責任の範囲を学問分野へと広げている。

幸福の科学大学を運営する人々の志、使命感、熱意、そして責任感がひしひしと伝わってくる一冊だ。

(※同大学は設置認可申請中のため、上記の情報は今後、変更の可能性がある)

【関連書籍】

幸福の科学出版 『究極の国家成長戦略としての「幸福の科学大学の挑戦」』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1172

幸福の科学出版 『新しき大学の理念』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1036

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