タレントの木下優樹菜さんが高校生の時に宇宙人と遭遇した経験を、夫でお笑い芸人の藤本敏史さんがトーク番組で披露。このほど、デイリースポーツオンラインが報じた。

記事によると、当時、木下さんは自宅におり、窓の外が急に明るくなったので様子を伺うと、UFOらしきものを発見。その瞬間に意識を失ったという。

気がつくと、半透明の宇宙人が丸くなって手をつなぎ、木下さんを囲む。このとき、木下さんのイメージに「地球の歴史」が浮かぶ。その中には「地球の未来の危機」のメッセージも含まれ、それを世間に伝えてほしいと宇宙人側から求められる。

木下さんが「なぜ自分にその役目を託すのか」と疑問に思うと、宇宙人が「みんなにメッセージを呼びかけるような仕事(タレント業)をしているから」と伝えてきた。その後、再び意識を失い、目が覚めるとベッドの上だったという。この木下さんの経験を、日本人はどのように感じるだろうか。

最近、NHKは、様々な番組で、アブダクションやポルターガイストなどの「超常現象」を題材にしているが、それらをすべて「脳の作用」「人為的なもの」などとして、いずれも「目に見えないものは存在しない」と結論づけている。

しかし、上記の木下さんの経験をはじめ、世界中では様々な超常現象に触れた人々が存在しており、アメリカでは宇宙人に連れ去られたアブダクションを経験した人の数は、数百万人にものぼると言われている。これらの人々の体験すべてを「勘違い」と片づけることができるわけがない。

大川隆法・幸福の科学総裁は、こうした超常現象を全否定するNHKに対し、「真実の科学的態度をNHKに"ご進講"する」として、超常現象の体験者への「リーディング」を行った。

宇宙人と接触した記憶を持つ人へのリーディングでは、宇宙人から体に棒のようなものを差し込まれたことや、宇宙人にやさしくハグされるなど、その「記憶」が「勘違い」ではなかったことが明らかとなった。また、ポルターガイスト現象の経験者へのリーディングでは「ペットが、悪霊から飼い主を守ろうとしていた」ことなど、霊的な世界の真相が明らかになった。

「真実」は「目に見えるもの」だけで規定できない。「真実」を明らかにしようとする科学は、人類の歴史を通じて発展してきたものの、未だ完成したものとは言えない。「現代の科学」が「超常現象」を捉えることができないという理由で、それを「存在しないもの」とは断定できないはずだ。

宇宙人やUFOの存在を公の場で語ることの少ない日本人は、「目に見えない真実」を直視し、それを明らかにしようとする「真の科学的態度」をとるべきではないか。

(HS政経塾 西邑拓真)

【関連記事】

Web記事 超常現象を全否定するNHKは科学的か? 真実の科学的態度をNHKに"ご進講"する

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7788

2014年4月14日付本欄 宇宙人による誘拐「アブダクション」は、「脳の錯覚」か?

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7679

2012年4月号記事 宇宙人リーディングとは何か - 人類の隠された過去を明かす

http://the-liberty.com/article.php?item_id=3865