11月8日、過去最大級の台風がフィリピン・レイテ島を直撃した。

台風が通り過ぎた後の島は、まるで爆撃を受けたかのように変わり果てた姿となった。

現在のところ、確認されているだけで死者は5200人を超えている。被災者は1千万人を超えるとされ、この人数はフィリピン総人口の1割強に及ぶ。

このような巨大台風がなぜ起こったのか。温暖化などを指摘する人もいるが、仏神の存在を否定する唯物論的思想傾向を持つ社会党(現在は社民党)、民主党の首相の下で、阪神・淡路大震災(社会党の村山富市政権時代)と東日本大震災(民主党の菅直人政権時代)が起こったことを考えると、大きな天変地異が起きるときには、"神意"があると考えるのが宗教的常識といえる。

そこで、幸福の科学グループの大川隆法総裁は、今回の巨大台風を起こした霊的存在を招霊し、台風が起きた理由を尋ねてみた。その内容が収録されたのが、27日から全国書店で発売される『フィリピン巨大台風の霊的真相を探る』(大川隆法著)だ。

大川総裁が「台風を起こした霊的存在」に呼びかけると、果たしてフィリピンの神と称する霊的存在が現れ、今回の台風は“偶然"に起こったわけではないことが明らかになった。

そのフィリピンの神は、「神などいない」「人間は何でもできる」と考えている無神論・唯物論者に対して怒りをあらわにし、こうした天変地異を通して目に見えない存在を感じさせようとしていることが分かった。

本書を読むと、世界的に地震や竜巻、台風等の天変地異が増えていることは、決して偶然ではなく、こうした神々からのメッセージがあるのかもしれないと深く考えさせられるだろう。

また、フィリピンの神は、今回の台風の意図として、フィリピンの脆弱な国防体制に対する警告の意味もあることを明かした。

現在、中国はフィリピンの領土である南沙諸島の領有権を主張しているが、フィリピン本土まで狙おうとしている中国の意図が見抜けていないとして、同じような対策を要する国防と防災の意識を高めたいと台風を起こしたとのことだ。

ここでは、日本の支援に対する大きな期待も述べられている。

今回の台風被害に対して、日本は1000人規模で自衛隊を派遣し、諸外国よりも多くの支援金を出したが、単なる人道支援を超えて、日本がアジア地域でどんな役割を果たすべきかについて、フィリピンの神は滔々と語っている。

世界で多発する天変地異の意味を知りたい人はもちろんのこと、アジア地域における日本の外交のあり方を考える上でも、必読の一書といえよう。

【関連書籍】

幸福の科学出版 『フィリピン巨大台風の霊的真相を探る』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1052

アマゾンの同書紹介ページ

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