映画「神秘の法」(幸福の科学出版作品、製作総指揮・大川隆法)を、2012年10月の公開から1年の間に、海外で約1800万人が観賞した。

映画「神秘の法」は、日本を含むアジア地域が隣国の軍事独裁国家から侵略されるというストーリーで始まる長編アニメ作品。唯物論・無神論国家の世界支配に警鐘を鳴らすもので、「愛」や「信仰」といった宗教の持つ普遍的な価値の大切さが説かれている。

日本での劇場公開終了後も、海外の劇場や映画祭、テレビなどで放映され続けており、劇場公開は日本を含むアメリカやカナダ、オーストラリア、韓国、香港など10カ国。民放・国営放送合わせてテレビ放映された国は、台湾やネパール、ガーナなど7カ国に上っている。また台湾のエバー航空の機内映画としても上映された。

今年10月にはインドでヒンディー語吹き替え版が3都市で劇場公開された。それに先立ち、インドのトップアーティストのソヌ・ニガムが歌った映画のキャンペーンソング「Aa Chale(アーチェレ)」を記者発表した際には、新聞や雑誌、テレビ局など45媒体から約130人の記者が参加し、Q&Aセッションでは「神秘の法」のメッセージなどについての質問が出た。翌日はインターネットやテレビを中心に映画やキャンペーンソングが紹介された。

昨年11月には米国アカデミー賞の審査対象作品にも選ばれ、今年3月のポルトガルでのリスボン・アニメ映画祭でも、「審査員が国民に見てもらいたいと思う作品」の1つに選ばれた。また今年4月には、アメリカ第3の伝統を持つヒューストン国際映画祭でも、映画祭のメイン部門である劇場用長編映画部門で最高賞にあたる「スペシャル・ジュリー・アワード」を受賞するなど、世界各地で極めて高い評価を得ている。

この映画を観ての感想には、アメリカやウガンダなどでは「救世主」や「宗教」に関するものが多く、台湾では「緊迫したアジアの情勢を解決できる内容だと思う」という感想が出るなど、自分自身の近未来と二重写しに感じる人もいた。

幸福の科学グループの発表によれば、映画「神秘の法」の海外展開は今後も続き、この映画の持つメッセージを伝え続けるという。(居)

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2013年11月号記事 公開から一年 世界に広がる映画「神秘の法」 - Happy Science News

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2013年4月23日付本欄 映画「神秘の法」が米ヒューストン映画祭で「スペシャル・ジュリー・アワード」を受賞(動画あり)

http://the-liberty.com/article.php?item_id=5916