安倍首相が8月15日の終戦記念日の靖国神社参拝を見送ると一部報道で流されているが、2日、幸福実現党(釈量子党首)が「終戦記念日の首相靖国参拝を求める」との声明を発表した。

同声明は、まず「歴史上、先人への感謝や神仏への尊崇、畏敬の念を失った国家が繁栄し続けたことはありません」としたうえで、「しかるに、我が国においては、近隣諸国や国内の左翼勢力におもねり、首相の靖国参拝が忌避されているのが実情です」と、中国や韓国、そしてアメリカも含めての靖国参拝への反発を恐れて、首相が当然なすべき参拝をしていないことを指摘する。

そのうえで、「日本の誇りを取り戻すべく、内外からの謂れなき非難に屈することなく、安倍首相には、終戦記念日の8月15日、堂々と靖国神社に参拝されるよう強く求めます」と、安倍首相の決意を促している。

さらに、大川隆法・幸福実現党総裁による「大川談話―私案―」について、安倍首相へのメッセージを強く打ち出した。

「安倍首相には、『大川談話』に基づく新談話を発出することで、先の大東亜戦争は欧米列強による植民地支配からアジアを解放し、人種差別政策を打ち砕く聖戦であったという真実を内外に鮮明にし、河野・村山談話を白紙撤回するとともに、自国の平和のみならず、世界の恒久平和に尽くす日本の立場を宣言するよう求めるものです」

そして最後に、「我が党として、終戦記念日、靖国神社に参拝する所存です」と結んでいる。

幸福実現党の声明にある通り、国家のために命を捧げた英霊たちに対して、首相が参拝し感謝を捧げることは、国家として当然の義務であり、他国に批判されるいわれは全くない。

宗教をアヘンとし、霊を認めない中国が批判するならば、「慰霊の意味も分からない国家に、祈りや慰霊について、とやかく言われる筋合いはない」と突っぱねればよい。

韓国が植民地時代の恨みをもとに批判するならば、「靖国神社には朝鮮人英霊2万1千余名も祀られている。彼らに感謝を捧げることがなぜ悪いのか」と反論すればよい。

日本は、500年続いた欧米白人種による有色人種の国への迫害、植民地主義を撃ち破り、アジア・アフリカの国々を解放した。これが厳然たる歴史の事実である。日本が立ち上がらねば、今もアジア・アフリカは欧米の植民地であり、人種差別が続いていただろう。

ゆえにアメリカには、「靖国の英霊は、世界から人種差別をなくすために命を捧げた。彼らなかりせば、アメリカに黒人大統領が誕生することもなかった」と言えばよい。

日本人は8月15日、全国で戦没者に対して黙とうを捧げる。それをもし非難する国があるならば、全日本人が立ち上がらねばならない。幸福実現党に限らず、全国民が「安倍首相の靖国参拝を支持する」と声をあげるべきだろう。300万英霊の名誉回復と、日本の誇りを取り戻すために。(仁)

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