中国や韓国との歴史問題に決着を付ける一冊が、26日から一部書店で、31日から全国の書店で発売される。『「河野談話」「村山談話」を斬る!―日本を転落させた歴史認識―』(大川隆法著)がそれだ。

安倍晋三首相が「地球儀外交」で世界を飛び回る一方、中国や韓国との関係が停滞している背景にあるのは、やはり歴史認識問題だろう。中韓が「南京大虐殺」や「従軍慰安婦の強制連行」といった根拠のないつくり話を広めているのは問題だが、一方で日本が歴史的事実の発信を怠り、場当たり的な謝罪を繰り返してきたことがこの問題を燃え上がらせている。

政府の新しい歴史認識を示す「安倍談話」発表を一時模索していた安倍首相も、内外からの圧力を受けて「河野談話」「村山談話」踏襲を発表してしまった。だが歴史問題を解決して「日本は悪の侵略国家」という自虐史観を払拭しなければ、憲法9条改正も実現できない。

『「河野談話」「村山談話」を斬る!』には、談話発表で謝罪外交の元凶をつくった河野洋平元官房長官と村山富市元首相の守護霊の霊言が収録されている。「従軍慰安婦」は本当にあったのか、日本政府はなぜ謝罪談話を出したのか。談話作成の真相を知る本人の守護霊が、赤裸々に暴露する。談話発表の背景にはやはり、自虐史観と某左翼メディアの関与があった。

大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁は、同書の「あとがき」でこのように書いている。

「『河野談話』『村山談話』は、日本を転落させた歴史認識であり、日本の二十年の低迷の元凶でもある」

日本は戦後70年近くが経ってなお、自主憲法も制定できずにいる異常状態が続いている。そしてバブル崩壊後、「失われた20年」が続き、中国にGDPで追い越されてしまった。そのように日本の発展を止め、日本人に自虐史観を刷り込み、中国や韓国に国を売るような所業をしてきた2人の罪を、ここに明らかにする同書は、自虐史観という「洗脳」を解く大きな一歩となるだろう。

今こそ、日本は誇りを取り戻し、独立した一人前の国、大国として、世界の平和にも積極的な役割を果たさねばならない。

【関連書籍】

幸福の科学出版 『「河野談話」「村山談話」を斬る!―日本を転落させた歴史認識―』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=992

アマゾンの同書紹介ページ

http://amazon.co.jp/o/ASIN/4863953674/liberty0b-22/

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