参院選の投票日が今週末の21日(日)に近づいている。投票先をまだ決めていない人に便利なのが、「ボートマッチ」というネット上のサービスだ。これは、政策に関する質問に答え、政党や候補者との一致度を調べることができるもの。「毎日えらぼーと」や、「朝日ボートマッチ」などが広まっている。

「毎日えらぼーと」の回答結果について、毎日新聞社が利用者約7万人の回答結果を分析したところ、「自民党支持層と回答が似ているのは、連立与党を組む公明党支持層ではなく、日本維新の会支持層」であることが分かるなど、興味深い結果も出ている。

ちなみにこの毎日えらぼーとだが、ツイッター上では、幸福実現党との一致度の高さに驚く人が目立つ。「幸福実現党との一致度が98%だった」「またか~ 毎回ボートマッチでは幸福実現党が一番なんだよな」「幸福実現党が軍備増強に肯定的なのちょっと意外」などと、ネット上でつぶやかれている。今回の参院選の争点として、「憲法改正」や「消費税増税」の是非などが挙げられるが、憲法9条改正と消費税増税の中止を共に訴える政党は、幸福実現党しかないため、同党がそういった意見を持つ人の受け皿になっているということだろう。

宗教政党である幸福実現党については、政策には賛同しても、いまだに「政教分離に引っ掛かるのでは」などの声が上がっている。「宗教が政治に進出すること」に対しての懸念を抱いたり、判断がつかないという人も多いようだ。

しかし、幸福実現党が立党した2009年頃は、自民党は増税を訴え、国防政策を打ち出せずにいた。かたや民主党は中国に擦り寄るばかりで、バラマキ政策ばかりを喧伝していた。そういったなか、幸福実現党が国防強化と増税反対を中心として訴えたのは、宗教の「世直し」事業としては、当然のことだったといえよう。

そもそも各党の政策は、党が目指す方向を具体的に展開したもののはずである。幸福実現党との一致度に驚く人が多いのは、一部のマスコミが、幸福実現党の候補者を意図的に報道しないなど、偏向報道がまかり通っていることも大きな要因だろう。

ネット選挙が解禁となり、各党、そして候補者も、ネット上の書き込みや動画配信で政策を訴えている。投票を迷っている人は、改めて各党の政策を比較し、納得して一票を託せる政党を見出していただきたい。(晴)

【関連動画】

立党の理由と各党への見解 ―「政治革命家 大川隆法」より

http://youtu.be/JQwd7uKmzg0

【関連記事】

2013年7月12日付本欄 【注目動画】「未来を拓く言葉」幸福実現党の先見性に世論がやっと追いついてきた

http://the-liberty.com/article.php?item_id=6316

【参考サイト】

毎日えらぼーと

http://vote.mainichi.jp/

朝日ボートマッチ

http://www.asahi.com/senkyo/senkyo2013/asahitodai/votematch.html