2012年11月号記事

霊言 維新の思想家・佐久間象山プラン

防衛力増強に300兆円集める方法

日本は国難の真っ只中にあり、防衛力の増強が急務だ。しかし、そのための資金はどうするか。8月17日、大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁が招霊した、幕末の思想家・佐久間象山の霊は、このジレンマを見事に解決する秘策を明かした。そして、その日本の国防強化の奥には、世界経済をも発展させる見事な仕組みが隠されていた。

(編集部 山下格史)

そもそモグラの前提知識

佐久間象山

佐久間象山(1811~64年)は幕末の思想家です。儒教の一種である朱子学を教えていましたが、当時の列強国が中国を植民地化し始めると、国防の重要性に目覚め、西洋の砲術を学ぶとともに、それを教える塾を開きます。吉田松陰や勝海舟、坂本龍馬らを門下生に持ち、吉田松陰がペリーの黒船に乗り込んだ際には、それをそそのかしたとして謹慎処分(蟄居)になります。開国論・海防論を説いた彼は、最後には尊攘派に暗殺されてしまいますが、明治維新を成し遂げた志士を思想的に導いた、維新の立役者の一人です。

佐久間象山 弱腰日本に檄を飛ばす

佐久間象山
弱腰日本に檄を飛ばす

大川隆法著 幸福実現党刊

1,470円(税込)

日本は今、黒船が来航し、植民地化の危機が高まった幕末に似た状況にある。8月には韓国大統領と中国人活動家が、竹島・尖閣へ不法上陸。 日本政府の対応次第では今後、他国に領土を奪われる危険性も出てきた。

20年以上の間、猛烈な軍拡を続けてきた中国は、米軍を西太平洋から追い出す戦略をとっており、もし財政難のアメリカが沖縄から米軍を撤退させれば、日本が中国の属国となるのは時間の問題。 今や日本の防衛力の増強は喫緊の課題で、そのための財源の確保が不可欠である。

もっとも、個人金融資産1500兆円の日本にお金がないはずがないのだが、 日銀や財務省の"鎖国体制"が円滑なお金の流れを阻み、健全な経済成長を妨げている。 日銀はデフレ脱却に必要な金融緩和を十分に行わず、傍観する。財務省に至っては、民主党政権を操り、経済にとって自殺行為である不況下での消費増税を進めた。

現代の「富国強兵」が必要

ただでさえ日本は国防費を年々減らしているが、経済が衰退すれば予算はさらに減り、侵略の脅威は高まる。また、諸外国で「中国と仲良くすべき」という声が強まり、アメリカが日米同盟を破棄して米中同盟に乗り換える可能性も考えておくべきだ。つまり、 現代においても「富国強兵」は国家存続のために避けて通れない。

そうした情勢の中、大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁は、超絶した霊能力で、歴史上の偉人の霊や存命中の政治家の守護霊などを呼び寄せ、国難打破の秘策を引き出している。

8月17日には、維新の志士に思想的な影響を与えた佐久間象山の霊が、日本が目指すべき「平成の開国論・海防論」を提言。「国防強化が必要なのに、不況と財政赤字で資金がない」というジレンマを一気に解決する秘策を同霊言から紹介する。