フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が25日~27日に大統領就任後、初めて来日します。

ドゥテルテ氏と言えば、麻薬・犯罪撲滅を公約し、大統領就任後は人権・法律無視の過激な手段で取り締まりを強行しました。結果的に、大統領就任後100日間で、約4000人もの麻薬犯罪容疑者が、取り調べや裁判といった手続きを経ずに殺害されています。

日本人の感覚からすると、ヒトラーのような危険人物にも見えるドゥテルテ氏ですが、フィリピン国内では、恐れられながらも高い支持を集めています。

ドゥテルテ氏来日前にフィリピン事情をおさらいし、日本にはどのような外交姿勢が求められるかを考えてみましょう。

法律・人権無視に過激発言 それでも支持率は91%