著名な科学者の中には、太陽系内にエイリアンの宇宙船が数多く存在していると主張する人たちがいる。

元NASAの機械工学者ノーマン・バーグラン博士は、著書『The Ringmaker of Saturn』(土星の環を作る者たち)の中で、「太陽系内には、地球外知的生命体が存在しており、土星の環には巨大な飛行物体が停泊している」と主張している。

この書籍は1986年出版なので、すでに何度も話題になっており、インタビューも公開されているのだが、ロシアの通信社スプートニク・インターナショナルもバーグラン博士の説を伝えている。

その内容は、土星の環に巨大なUFOが停泊しており、そこでUFOはエネルギーを得ているのではないかというものだ。また、UFOには、排気装置のようなものがあり、何かが排出されているのが見えるという。そして、このような巨大なUFOは、天王星や木星など環のある惑星でも数多く発見されている。彼の説は、土星を通過したボイジャー1号2号から送られてきた写真をコンピューターで分析したデータを根拠にしている。

バーグラン博士は、NASAエイムズ・リサーチ・センター、全米航空諮問委員会やロッキード・マーチンなどに勤め、国のトップレベルのプロジェクトにかかわってきた一流の科学者だ。

この驚くべき彼の説だが、実は他にも元NASA宇宙飛行士でプリンストン大学の物理学教授、ブライアン・オリアリー氏やNASAで火星の地図製作にあたったジャック・ヴァレ博士、ロケット工学者のヘルマン・オーベルト博士など、きらびやかな経歴の一流の学者たちが、宇宙人の地球飛来を主張している。例えば、オーベルト博士は、すでに1954年には、ザ・アメリカン・ウィークリー誌に「空飛ぶ円盤は実在する。彼らは他の太陽系から来ている宇宙船である。それらは、長年にわたって地球を観察してきた知的生命体ではないかと考えている」と語っている。

NASAの写真には、太陽の近くですら、不思議な巨大物体が多く写り込んでいるのがたびたび報告されている。記事でも述べられているように、バーグラン博士の主張が本当なら、太陽系にはUFOがウヨウヨ存在しているということになる。私たちの常識をそろそろ入れ替えなくてはいけないようだ。(純)

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