参院選の比例代表候補の政見放送が始まった。

幸福実現党の放送日時は、次のように発表されている。

NHK総合テレビ

6月30日(木)9:05~10:00(幸福実現党は9:20頃放送)

7月4日(月)22:25~23:20(幸福実現党は22:40頃放送)

NHKラジオ第1

7月4日(月)13:05~14:00(幸福実現党は13:20頃放送)

各党の放送時間は17分。幸福実現党はホームページで、「前半10分間で、釈量子党首による政見放送、後半7分は有権者の方からよく寄せられる幸福実現党の質問に、釈量子がお答え致します」としている。

自民党と"並ぶ"幸福実現党

今回の参院選では、公示前後から幸福実現党への注目が集まっている。

産経新聞・埼玉版(29日付)では、28日に埼玉選挙区の候補者の応援で埼玉入りした幸福実現党の釈量子党首と自民党総裁である安倍晋三首相を"並べて"報じている。

また、公示前の愛媛新聞(15日付)の1面でも、安倍首相、民進党の岡田克也代表、社民党の吉田忠智党首、そして釈党首を"並べて"報じている。

調査結果で政党要件を満たす党を超える

この注目度は、数字にも表れている。

共同通信が実施した参院選の序盤情勢に関する世論調査の結果が各地方紙で報じられているが、少なくとも沖縄選挙区と栃木選挙区で、幸福実現党が生活の党と山本太郎となかまたち(以下、生活の党)など、政党要件を満たす党を超えていたことがわかった。

沖縄の琉球新報(24日付)では、比例代表の投票先として、幸福実現党は1.0%と報じられた。首位は自民党で21.0%、2番目は民進党で8.3%、社民党5.5%などには届いていないが、生活の党0.7%、新党改革0.0%などよりも支持を得ていることがわかる。

また、栃木の下野新聞(24日付)では、数字は示されていないものの棒グラフからは、社民党、生活の党、日本のこころを大切にする党、新党改革を超えていることが読み取れる。

さらに、長崎新聞(29日付)では、「18・19歳の視線」のコーナーで、同紙が18歳、19歳を対象に独自に行ったアンケートの結果が掲載されている。ここでは、投票先の政党の中で、幸福実現党は1.45%だった。こちらも自民党の65.77%や民進党の10.37%などには届かないものの、社民党の0.41%、新党改革の0%を超えており、共産党1.87%、おおさか維新の会1.66%、生活の党1.87%などに迫る勢いだ。

これらは選挙序盤の調査。7月10日の投開票日まで残り11日。各党の熱い戦いは続く。

【オススメ記事】

参院選特設ページ 「消去法でアベノミクス!? 真に問うべきは7つの争点」

http://the-liberty.com/article.php?item_id=11496

【関連記事】

2016年6月23日付本欄 【参院選】「消費税5%で景気回復を」 幸福実現党の釈量子党首が第一声

http://the-liberty.com/article.php?item_id=11540

2016年6月5日付本欄 【参院選】7年前から「北朝鮮」と「増税路線」に警鐘を鳴らしていた幸福実現党の先見性

http://the-liberty.com/article.php?item_id=11444