2016年6月号記事

大川隆法・幸福の科学総裁 講演会

時代の大転換期に正しい道を指し示す

「夢を実現する心」

2016年3月27日 高岡市民会館(富山県) 北信越地方に同時中継

「歴史の先駆者となるために」

2016年4月17日 宇治市文化センター(京都府) 京都府・滋賀県内に同時中継

1千兆円を超える財政赤字で身動きが取れず、軍事拡大を進める中国や北朝鮮に脅かされている現在の日本。財政問題と国防危機に悩まされている点で、明治維新が起こる前の江戸時代末期とよく似ている。

財政赤字はなぜ膨らんだか

政府は「財政赤字を解消し、社会保障を充実させるため」との名目で、2014年、消費税率を8%に上げた。だが、増税が経済に与えたダメージは予想以上に大きく、景気は低迷している。

今夏の参院選を有利に進めるため、安倍政権は、2017年に予定されている10%への消費増税を先送りすることを検討し始めたと言われる。さらにそれを理由に衆院を解散し、衆参同日選を仕掛けようとしているとの意向も伝えられる。

大川隆法・幸福の科学総裁は、3月27日に富山県高岡市で行った講演「夢を実現する心」で、こうした安倍政権のやり方を批判。誤った政策を実行した人が責任を取るべきだと指摘した。

大川総裁は、そもそも1千兆円の借金をつくったのは誰かとの問いを投げかけ、「 自民党政権が政権を維持し、選挙で勝ち続けるために財政赤字は増えてきたのではないか 」「 自分たちの議席を補助金で買っている 」と力説。こうした「 合法的な買収 」の結果、財政赤字が増えたと喝破した。

4月17日に京都府宇治市で行った講演「歴史の先駆者となるために」においても、財政赤字は「 与党が選挙に勝つためにつくった借金 」であるとして、「国民の借金」と称して増税を正当化しようとする政府のやり方に疑問を呈した。

国民は幸福追求の権利がある

さらに同講演では、核実験やミサイル発射を繰り返す北朝鮮の脅威にも触れた。

黒船を見て国防の危機を悟った明治維新の志士たちなら、中国や北朝鮮の核に対し「そのままでいい」とは絶対に言わないだろうとして、具体的な対抗手段を考えるべきだと強調した。

国防強化策を打ち出すと、憲法9条を引き合いに出して反対する勢力もあるが、大川総裁は、憲法13条に規定された「幸福追求権」を根拠に次のように述べた。

国民の生命・安全・財産、領土・領空の安全も含めて、一方的に侵害されたりしないで、恐怖から免れて幸福を目指して生きる権利があるのだということを知っていただきたい

最後に大川総裁は、会場の参加者に「 みなさんこそ、現代の志士であるべきなのです 」と、日本と世界を変革する活動への参加を力強く呼びかけ、講演を締めくくった。

ここに紹介したのは法話のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

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