2016年4月号記事

アメリカ大統領選

トランプの正体

この暴言王は日本の友人か?


contents


4 予測

世界ナンバーワン大国の選択

新大統領誕生で日本と世界はどう変わる?

軍事力も経済力も世界一の国、アメリカ。その国のトップが誰になるかで、世界情勢は大きく変わる。

(編集部 大塚紘子)

トランプ氏は守護霊も過激?

書籍タイトル

『守護霊インタビュー ドナルド・トランプ アメリカ復活への戦略』

大川隆法・幸福の科学総裁は、1月、ドナルド・トランプ氏の守護霊を招霊し、霊言を収録した。守護霊は、地上の本人の本音に近い意見を述べるが、果たして、暴言の真意は?

サウスカロライナ州で2月13日に行われた共和党の討論会。左から、ジョン・ケーシック、ジェブ・ブッシュ、テッド・クルーズ、ドナルド・トランプ、マルコ・ルビオ、ベン・カーソン。

ウィスコンシン州の大学で2月11日に行われた民主党の討論会。左から、バーニー・サンダース、ヒラリー・クリントン。写真:AP/アフロ

「オバマがいろいろ失敗したので、今度こそ共和党になんとかしてもらいたい」(70代女性)、「絶対に共和党」(60代男性)。

これは編集部で集めた一般のアメリカ人の声。もちろん民主党支持者もいたが、共和党支持者の語気は、より強い。

オバマ大統領は、「アメリカは世界の警察官ではない」と宣言し、外国への軍事介入を避けてきた。中東でイスラム国が台頭したことも、アジアで中国が海洋進出を進めていることも、アメリカの影響力低下が大きな原因となっている。

こうした オバマ大統領の弱腰外交に不満を持つ国民は多い。強いリーダーを好む国民性を考えても、共和党が勝つ可能性は高いだろう。 そこで、共和党の候補を中心にその発言を見てみたい。

次ページからのポイント

トランプ「日米同盟は不公平」

日本はどうなる?

発言比較 誰がいちばん過激?