「同性愛は精神的な病ではない」ということを訴え、貢献してきたアメリカの精神科医のロバート・スピッツァー氏が、2015年12月25日に死去した。彼は「最も影響力のある精神科医」として、その功績を高く評価されている。アメリカでは2015年6月に全土で同性婚が認められることになったが、一部にはスピッツァー氏によるところが大きいという。

日本でも多様な性を受け入れる動き

日本では、憲法第24条で「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立」とあり、同性カップルが法的に結婚することはできないと解されている。しかし、民間レベルで、同性婚を容認していこうという動きもある。