2011年12月号記事

2012年 世界はこうなる

国際政治からマヤの予言まで徹底予測

2012年、主要国や日本の周辺国で軒並みトップが交代する。世界の勢力図はどう変わり、日本は何にどう備えるべきなのか。さらには、マヤ文明の予言に基づく「2012年問題」がある。激動の2012年、日本と世界を取り巻く波乱含みの現実と、その中から人類が見出すべき希望の光とは――。

(編集部取材班)

2012年世界はこうなる  中国編

評論家、作家
宮崎正弘

(みやざき・まさひろ)1946年金沢市生まれ。早稲田大学中退。編集者を経て、83年に『もうひとつの資源戦争』(講談社)で論壇へ。国際政治、経済の舞台裏を独自の情報で解析する評論やルポルタージュには定評がある。同時に、中国ウォッチャーとして中国33省を踏破、開業した中国新幹線もすべて乗り尽くしている。『中国大暴走』(文芸社)など多数の著作を持つ。

※3ページ目より、 一橋総合研究所統括責任者 鈴木壮治氏 「中国の突出を防ぐために日本はインドと組め」 が読めます。

2012年世界はこうなる国際政治編 岡崎久彦スペシャルインタビュー【動画】
2012年は、日本の周辺国でトップが相次いで交代する。最大の焦点である米国の動きを中心に、中国、台湾、ロシア、韓国の各国でこれから何が起こるか。そして、いま日本がなすべきことは何か。2012年の「世界の見取り図」について国際政治分析のスペシャリストである岡崎氏に、本誌編集長が聞いた。