2023年1月号記事

あなたが地獄を感じた瞬間

「地獄の法」とは何か──

人間誰しも、「生き地獄」と感じる場面があるだろう。
それは本当に、地獄の世界と通じているかもしれない。


contents


INTERVIEW

深刻化する「いじめ地獄」を解決するには

数多くのいじめ問題を解決に導いてきた専門家に、地獄化するいじめの本質と解決策を聞いた。

一般財団法人「いじめから子供を守ろう ネットワーク」代表

井澤 一明

井澤一明
(いざわ・かずあき)9000件以上のいじめ相談を受け、数多くの問題を解決に導く。シンポジウム、セミナー、学校、PTA等での講演多数。2013年制定の「いじめ防止対策推進法」成立に寄与。主著に『いじめは犯罪! 絶対にゆるさない!』(青林堂)。

最近は、インスタグラムなどSNSを使ったいじめが多いです。手段は違っても、いつの時代もやることは同じです。

大川隆法・幸福の科学総裁が、いじめのやり口は地獄界のスタイルに驚くほど似ているとして、「小学生あたりから小悪魔レベルのものが憑いている子供もたくさんいますし、なかには、大きな悪魔が入っている子供もいます」(*)と指摘されていますが、その通りだと感じます。

ある小学校中学年の女子は、いじめの漫画を描いていました。実在する子が不登校になるまでの計画を描き、それに沿っていじめたところ、現実もそうなったのです。通常、相手の心境はなかなか分からないものですが、その子は地獄霊の影響からか、何をすれば相手がどうなるかを知っていた。完全に憑依されていると感じた出来事でした。

被害者側にも、地獄の影響を感じることがあります。小6女子のいじめ相談で、お母さんが真剣に話している最中にその子が「◎◎が欲しい!」と暴れ出す。お母さんが焦って「買ってあげる」と言うのを分かっていて、わざと騒いだのでしょう。「いじめられている」と訴える女子高生が「パパ活」をしていたこともあるなど、被害者側が悪を引き寄せている事例も多い印象です。

(*)『勇気の法

※文中の特に断りがない『 』内の書籍は、全て大川隆法・幸福の科学総裁著、幸福の科学出版刊。

 

次ページからのポイント

善悪の判断でいじめ地獄は消滅

間違った宗教を信じて不幸を見る

体験談:病気で家族を残して死ぬ「地獄の心境」