《ニュース》

ウクライナ政府でロシアとの交渉役を務め、ゼレンスキー大統領の首席アドバイザーであるミハイル・ポドラク氏(英語表記: Mykhailo Podolyak)が19日、自身のツイッターで、ロシアとの停戦交渉を拒否し、欧米諸国にさらなる武器提供を求める考えを示しました。英フィナンシャル・タイムズ紙などが報じています。

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ポドラク氏によるツイートは以下のようなものです。

「我々に停戦を呼び掛けるな。それはロシア軍が撤退しない限り不可能だ」

「ウクライナは、数年後に戦争を復活させる新たな"ミンスク(条約)"に興味はない。ロシアが占領された領土を完全に解放しない限り、我々の交渉チームは武器と制裁と金だ」

これを受け、フィナンシャル・タイムズ紙は「ゼレンスキーの側近は停戦の呼びかけを拒否し、さらなる武器を要求する」と題し、以下のような内容を2面で報じています(20日付)。

「ウクライナを支援する西欧諸国は停戦を呼び掛けるのではなく、かの国にさらなる武器を供与し、ロシアへの制裁を強化すべきだと、ゼレンスキー大統領のアドバイザーは語った」

「彼(ポドラク氏)の発言は、イタリアのマリオ・ドラギ首相が、ウクライナの穀物輸出を増やす必要があるとし、西欧の政治家として改めて敵対行為の緊急停止を呼びかけたことを受けてのもの。(中略)ドラギ首相はいかなる平和協定も、ウクライナがそれを許容できると考える場合のみ持続可能であると強調した。しかしポドラク氏は、ロシア軍に再編成と再攻撃の時間を与え得る停戦よりも、ロシアが攻略した領土を解放するため、さらなる西欧の武器が必要だと述べた」

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